Ovni | Numéro 848

子牛のレバーの刺身

子牛のレバーはキロ30ユーロ以上と、子牛のロースやもも肉より値段が張るのは、それだけ大切にされているからだ。フランス人は、フライパンでさっと焼いて、ニンニク、パセリ入りのソースで食べることが多い。その高級レバーを使って、 […]

Pablo Moses
モーゼス、新アルバムとパリ公演

3月29日(木)  80年代初頭に、ささやくような明るい歌声にラスタの魂がビートする『A Song』や『Pave The Way』など名盤をたて続けに出したモーゼス。当時バタクランで聴き、ひょうひょうとし、かつ真摯な舞台 […]

まちかど写真2018.3.11

福島原発事故から7年の今年は、政治運動「服従しないフランス」が脱原発に関する市民投票を行うなど、広場は、地球の将来を真剣に考える人々で埋まりました。

パリ左岸、新デジタル地区を歩く。

Paris Rive Gauche, le quartier numérique ! パリ左岸、13区。今そのセーヌ川沿いの一角が、都市開発プロジェクト Paris Rive Gauche (パリ・リヴ・ゴーシュ)により […]

東京で、 一番ステキな ブーランジュリーにします。

ミカエル・ベニシューさん  パリ10区、サン・マルタン運河地区の人気パティスリー・ブーランジュリーLIBERTÉの東京店が、3月24日にオープンする。オーナーはミカエル・ベニシューさん。まだ35歳という、若き実業家である […]

CD”J’aime pas la chanson” ジュリエットの知的で諧謔的なおしゃべり

ジュリエットの新アルバムが出た。ずっとジュリエットをフォローしてきた友人は「初期の超美声とパワーがなくなり、ステージではおしゃべりが多い」。とはいえ正統的なシャンソン歌手の声。ピアノは一音一音に表情があり、ユーモアがこぼ […]

3つの国の文化が香る 自分らしい料理を求めて。

JAYさん(39歳)  日本人の父と韓国人の母を持つJAYさん。小さい頃から家庭の食卓には和食と韓国料理が並び、2つの祖国の味に慣れ親しんできた。高校までは韓国のソウルで育ち、その後東京の音響専門学校へ。本当は料理を学び […]

Jean Fautrier : Matière et lumière
ジャン・フォートリエ「質感と光」

5月20日(日)まで  厚みのある下地に描いた抽象的な作風で知られるアンフォルメルの画家、フォートリエ(1898-1964)大回顧展。 14歳で難関の英王立美術学校に合格する神童ぶりを発揮したが、売れない時期もあり、山あ […]

SNCF改革 – 赤字体質に大きなメスが入るか?

フィリップ首相は2月26日、仏国鉄(SNCF)改革に関する政府方針を発表するとともに、改革をオルドナンス(政令)によって行うとした。「国鉄職員」という資格の廃止に強く反発する労組は改革が国鉄の民営化につながるなどとして、 […]

よむたび。〈6〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海

『 雷雨にさらされて(仮題) 』L’oragé 著 ドゥナ・ルー / Mercure de France社   マダガスカル、ふたりの詩人。 「エステール、君はマダガスカル語の詩について語ることがで […]

酸味のきいたシュークルートは、日本人にもファンが多い。

Choucroute ひと昔、友人の両親の家がアルザス地方にあって、冬のバカンスに招かれると、お母さんが一度はシュークルートを作ってくれ、台所には朝からシュークルートを煮る匂いが漂っていたものだ。まずは、ソーセージ2種類 […]

Mørk, Abduraimov
モルクとオブドゥライモフ共演

3月25日(日)  室内楽、特にチェロの響きがたまらない人に吉報です。ノルウェー生まれのチェロ奏者、トルルス・モルクは円熟の56歳。10年ほど前にシャンゼリゼ劇場でシューマンの協奏曲を聴いたが、この曲の持つ情感をしっとり […]

『 散歩する侵略者』
Avant que nous disparaissions

Avant que nous disparaissions  黒沢清監督の最新作『予兆 散歩する侵略者』は、今回紹介する『散歩する侵略者』のスピンオフとして制作された。本当に多作の同監督はこの2本を続けざまに撮影した。配 […]

Bistrot Belhara
朗らかな給仕とコスパのよさ。

 ルレ・エ・シャトー傘下のレストランなので、当然贅沢を極めることができるのだが、リーズナブルなランチも楽しめるところが嬉しい。  日替わりで2品、選択の余地はないが、毎回満足できる量と内容で、これにサービスのグラスワイン […]

Pillivuytの白磁

 フランスの磁器といえば、王立製陶所だったセーヴルやリモージュの磁器を思い浮かべる人が多いだろう。それほど有名ではないが、仏中部のベリー地方も19世紀半ばから磁器産業が盛んで、メアン・シュル・イエーヴル (以下メアン)で […]

国際農業見本市

3月4日、9日間にわたってパリで開催された第55回国際農業見本市が幕を閉じた。テロなどの影響で2016年、17年と入場者数は61万人台で低迷していたが、今年は5万人増の67万人以上の大盛況。

「何に復讐するのですか? 」

「 何に復讐するのですか?  ジョナタンはもう十分に苦しんでいるのですから。さらに苦しませてもしょうがない。私たちの心をさいなんでいるのは悲しみです」 846号のこの欄で、アレクシア・ダヴァルさん殺害事件の容疑者として、 […]

Sheila Hicks – Ligne de vie シェイラ・ヒックス – 生命の線

4月30日(月)まで 繊維で造形作品を作るアメリカ人アーティスト、シェイラ・ヒックス(1934-)の個展。フォード財団の会議室を飾る円形模様、天井から垂らした大量の毛糸、織った布を重ね置いた作品など。会場にある数本のドキ […]

オペラ『Le Pavillon d’Or / 金閣寺』フランス初上演

3月21日(水)〜4月15日(日)  三島由紀夫『金閣寺』のオペラは、ベルリン・ドイツ・オペラ座の委嘱で黛敏郎が作曲、脚本はドイツ語、同オペラ座付きの作家クラウス・H.ヘンネベルクが書き、1976年に同オペラで初演された […]

ラウル・ハウスマン『動くまなざし』

Un regard en mouvement ベルリン・ダダの創始者の一人、ラウル・ハウスマン(1886-1971)は造形、写真、舞踏、著作をこなした総合芸術家だ。本展は写真展だが、最初の部屋はダダ時代にフォーカスしてお […]

公益奉仕労働推進へ

3/6  マクロン大統領は、刑務所の過密状態を解消するための刑法改正方針を打ち出した。共和国前進のディディエ・パリ議員らの報告書を受けたもの。 6ヵ月以下の禁固刑は収監せずに代替刑とする。その1つである公益奉仕労働刑は現 […]

エアバス、3700雇用削減

3/7 欧州航空宇宙企業エアバス社は仏国内470、欧州全体で3700の雇用を削減すると発表した。解雇はない。2017年に29憶ユーロの利益を計上したものの、スーパージャンボ機A380の販売不振や、戦術輸送機A400Mの技 […]

放射性廃棄物貯蔵に抗議

3/3 高レベル放射性廃棄物貯蔵所建設予定地であるムーズ県ビュールで、約300人が建設反対デモを行った。建設予定地の森に入ろうとしたデモ隊を500人の憲兵が催涙ガスなどで阻止した。この森林地帯220haは放射性廃棄物管理 […]

性行為同意成立は15歳から

 3/3  シアッパ男女平等担当相は、大人が未成年と性行為に及ぶ際に同意が成立する年齢を15歳とする政府方針を明らかにした。刑法改正が成立すれば、15歳未満なら禁固20年の強姦罪となる。  この件は昨年、28歳の男性と1 […]

2018年セザール賞の受賞発表
“120 battements par minute”6賞獲得

3/2 フランスの映画賞「セザール賞」の授賞式が行われた。エイズ撲滅団体Act Upの闘いを描いたロバン・カンピヨ監督/脚本の「120 battements par minute(BPMビート・パー・ミニット)」が作品賞 […]

春の予感。

 春の予感は黄色から始まる。水仙に黄梅、たんぽぽ、そして、なんといってもミモザ。パリでは花屋の店頭に、あるいは切り花として路上で売られる。「ミモザ祭」や「ミモザ街道」がある南仏では、立春の頃から咲き始める。今年は寒波の影 […]

OVNI 848

OVNI 848 : 15/03/2018

Tom Misch 才能あふれる英国のミュージシャン

3月22日(木)  今ロンドンのポップ界で人気爆発のミッシュは22歳。甘い声、軽やかなノリでファンク、ジャズ、エレクトロ、ヒップホップなどのいいところを盛り込む才能は並大抵ではないが、英国のミュージシャンはこういうのがう […]

失業給付改革は小規模に?

3/1 ペニコー労働相はパリジャン紙上で失業給付制の改革の主要方針を語った。同制度を運営する労使双方は2月22日に制度改革で合意したが、労働相の方針はやや異なるもの。自主退職者への失業手当については、5年間の継続勤務者で […]

20件の強姦、容疑者逮捕

2/26 リール警察が22年前から捜査していた連続強姦・性的暴行の容疑者が逮捕された。逮捕のきっかけは、5日にノール県の北のベルギーの町で少女が性的暴行を受けたこと。防犯カメラから車の持ち主が判明しディノ・スカラ容疑者( […]