Ovni --| Numéro 781

コルシカ風豚肉の赤ワイン煮には、クリが入る。

 先日、テレビでコルシカ島のうまいものがテーマになっているドキュメンタリーが放映されていた。青空の下、標高1400メートルの草原で黒豚の群れが、木の根っこや、香り高い灌木を食べたり、澄んだ池の水を飲んだりしている。「10月くらいから囲いに入れて、ドングリやクリの実だけを与えて、その味に磨きをかけるんです」と黒豚のオーナ...

電子タバコの普及にも ひと役かっている。

電子タバコ用リキッドは230種類の風味を揃える。 — 煙草博物館 —   古代アメリカ文明に起源を持ち、コロンブス大航海後にヨーロッパにもたらされたタバコ。パリ11区の「煙草博物館」は、関連オブジェやアート作品を通し、豊かなタバコ文化に触れられる場所。葉巻やパイプの他にも、水パイプ、インディアンが儀式で使...

人々が共生する町。

各労働組合が集まっている建物。 Montreuil界隈  中世から、農民・職人たちが暮らすパリ郊外のモントルイユは、今やアーティストが多く住む町に変貌している。そして「第二のバマコ」といわれるくらいに、西アフリカのマリからやって来た人たちがたくさん住んでいる町でもある。1979年からこの町に住む、片や映画制作...

ユゴ―の食風景 -8-

 19世紀の文豪には大食漢が多かったが、ユゴーもその例にもれず。ユゴーの友人であり、作家・詩人・批評家のサント=ブーヴは「自然史には3つの偉大な胃袋が存在している。鴨、鮫、そしてヴィクトル・ユゴーのものだ」と言ったとか。「山猫の歯のように頑丈な歯、桃のたねを砕くことができた歯」を持ち、「巨大な野獣のようなたくましい体力...

フランスの公用車と水道料金

1億5千万€ フランスが所有する公用車は6万5千台で、車の購入、維持費、燃料などで毎年6億€が必要だが、2月16日政府は、2017年までに毎年1億5千万€節約のための手段を発表した。それによると、購入する車の上限価格を電気車なら1万4300€、ガソリン車なら1万1400&...

Les Tonneaux|光が入る空間で、ゆっくりとお昼を食べたい。

5ページでモントルイユの町が紹介されているけれど、特にヴァンセンヌに近い南側には、パリの10区や11区にあるようなしゃれたビストロも登場してきている。その一つがこの〈Les Tonneaux〉。 なんといっても店内が広々として気持がいいし、ガラス張りの天井から光が入ってくる。この店の、アントレ+メイン13.8...

La Poule au Pot|鶏と野菜の煮込みスープが絶品の深夜レストラン。

 日曜日の夜も朝まで営業している、レアールの本格的なフレンチレストラン。いかにもパリらしい、きらびやかでクラシックな店内には、ミック・ジャガーやフランク・シナトラなど、この店を訪れた有名人のプレートがぎっしりと並べられている。1935年創業なので、今年で80周年。レアール市場のあった頃からずっと、朝5時まで営業。市場の...

冤罪(えんざい)か不干渉か?

SNCFムーラン駅。 周防正行監督の映画『それでもボクはやってない』は、満員電車の中で痴漢(ちかん)に間違われ、無実にもかかわらず有罪判決を受けた男性の実話をもとにしている。いわゆる痴漢冤罪は日本では何件もあり、濡れ衣を着せられた者の中には、死をもって疑念を晴らそうと、警察署のトイレで縊死した若者もいる。 こうした冤罪...

L’Epi Dupin|20年経っても愛され続けるビストロ料理。

高級百貨店の老舗、ボンマルシェのすぐそばに、ビストロノミーの先駆者ともいえる店がある。95年に開店して以来、その評判の良さは衰えることなく、新規と常連客で常ににぎわっている。開店から20年になるというのに、オーナーでもあるシェフが自らランジス市場で食材を調達し、毎日厨房(ちゅうぼう)で指揮を取り続けているというのに...

変容するフォルムに魅せられて。

 『La Maman 』と名付けられたリンゴの花のエナメル(七宝)の彫刻。生まれたばかりの子どもを抱く温かいカーブが、抽象的なフォルムの中に、リアルな感動を呼び起こす。 彫刻家ベネディクト・エニクスは芸術家の両親の影響を受け、17歳でナンシー・オペラ座のダンサーとして活躍後、パリで、ダンサー、アーティストとし...
 

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