過剰な、あまりにも過剰な! “Dionysiac” 2005-05-01 予算半減で(それだけではないだろうが)、ほとんど見るべき現代美術展がなかったポンピドゥー・センターで久しぶりに刺激的な展覧会を見た。多くの示唆を含んでいる展覧会として、残り日数わずかだがぜひおすすめしたい。 ここでいうディオニソスとは、むろんギリシャ神話に出てくるあの狂乱恍惚的... アート 0
小説とは何か? 2005-05-01 ●Milan KUNDERA "Le Rideau" 全7章からなるクンデラのこのエッセー、深く広い考察がちりばめられている。学術用語や「おかたい」言葉、複雑で抽象的な文章を使わず、クンデラらしいきれのよい、というよりも、なめらか、穏やかな文体で小説の考察が進められる。 あまりにも叡智にみちている本書、その紹... 本 0
プロだから 見ぬいてしまう 人と服 2005-05-01 Saint-Sebastien Froissart 駅を出て、徒歩1、2分、Froissart通りにある「Miki Mialy」の扉を開くと、Mikiさんとショップ・マネージャーのLuciaさんがステキな笑顔で迎えてくれた。 春・夏コレクションに彩られたブティック、... ストリートスナップ 0
★★★Vincent Delerm 2005-05-01 ボソボソした声で歌うピアノの弾き語り。ヌーヴェル・シャンソン・フランセーズの旗手、ヴァンサン・ドレルムのオランピア劇場公演に期待したい。昨年リリースした2枚目のアルバム「ケンジントン広場」は2年前の音楽大賞で新人アルバム賞を受賞した時の、あの映画のシーンを思わせる自叙伝的な... シャンソン 0
OVNI 565 : 2005/5/1 2005-05-01 「彼女(フロランス・オブナ)の書き方、戦争で脅かされているイラク国民への彼女の思い入れが、私は好きだった。彼女とイラク人のアシスタントを拉致した連中は、彼女が書いたものを読んだことがあったのだろうか? 彼女のルポを読めば、彼女がどちらの側に立っているか一目瞭然になるだろう。フロランス・オブナが異邦... フランスの出来事 0
アスパラガス、パルメザン風味。 2005-05-01 Asperges au parmesan アスパラガスのシーズンになると、八百屋に行くたびに買ってしまう。ホワイトblanche、バイオレットviolette、グリーンverteと3種類あるけれど、ボクは、全体が明るい緑色をしているグリーンアスパラのファンだ。4人で旬の味をたっぷり楽しもうと思ったら、少なくとも2... 野菜料理 0
Une bonne pate|イタリア食品 2005-05-01 10頁の〈balade〉で紹介しているカデ通りの商店街にあるイタリア食品店。ちゃんと探さないと見逃してしまいそうな小さな店構えだが、ひっきりなしに客がやってきて、それぞれ好みのラビオリや生ハム、パスタソースやバルサミコ酢、トマト缶などを買ってゆく。 ブロッコリやパルメザンの入ったラビオリ(14~17€/k... 専門店 0
Fabien Barthez — 審判につばを飛ばして3カ月の出場停止。 2005-05-01 オランピック・マルセイユチームの要(かなめ)であり、フランスチームにとっても欠かせないゴールキーパーのファビアン・バルテーズ選手(33)は、2月に行われたモロッコとの親善試合で審判につばを飛ばした。4月22日、フランスサッカー協会は同選手に3カ月の出場停止処分。 「子供は、純粋... Profil / Media:話題の人 0
Gran sasso|家庭的なイタリアンでおいしいピッツァを食べる。 2005-05-01 時々ピッツァが食べたくなる。そんな時、友人を誘って出かけていくのがこのお店だ。そのうえ、サンマルタン運河から遠くないにもかかわらず、家庭的な雰囲気を残しているのがうれしい。ご主人とイタリア語で会話を楽しむイタリア人の客も多い。サービスで出てくるキールを飲みながらメニューを検討することにしよう。 なんといっ... ヨーロッパ諸国料理 0
Fairy Queen 2005-05-01 20世紀初めのパリで、芸術家たちから巫女のようにあがめられていた作家ガートルード・スタインの家での昼食に妖精が招かれる。現代から時を遡り、妖精はエキセントリックな踊りとしゃべりでスタインたちを魅了し、タイトルどおり女王のごとく舞台に君臨する。スタインのサロンに集まる退廃... イベント・文化情報 0