プロだから 見ぬいてしまう 人と服

Saint-Sebastien Froissart 駅を出て、徒歩1、2分、Froissart通りにある「Miki Mialy」の扉を開くと、Mikiさんとショップ・マネージャーのLuciaさんがステキな笑顔で迎えてくれた。
 春・夏コレクションに彩られたブティック、ショーウィンドーやミラーにはリュシアさんの描いた白いお花が優しく揺れている。店内の至る所に美しい花が生けられ、落ち着いたやすらぎの空間が広がる。今回のコレクションは「プティ・シャトーの休日」をイメージしたもの。昨年10月からスタートしたメンズと子供服のライン「Miki Mialy Family」も「休日」を共に楽しく過ごすメンバーとなる。
 ミキさんは、活気があり、心のはずむ春がいちばん好き。春から夏への変化は空の雰囲気で感じる。春夏の服のイメージは、カラフルなもの。秋冬は、ボルドーや濃いカーキなどまったく違った色が似合う季節。ミキさん自身は黒が好きで、パンツやナチュラル素材がお気に入り。
 どんな人に着てほしい? と尋ねると、「歳は問わないけど、自分らしさを持っている人に」。「服は必ず必要なもの。だからこそ、服がメインでなく、自分を表現するために着てほしい。個性を生かして着てくれれば、どういった着方も良いと思う」
 最後にこんな質問を。「ミキさんが魅力を感じる人とは?」—「個性はあらゆる人が持っているけれど、それを貫いている人は美しい。ファッションに関しても、自分らしさを貫いてる人に惹かれる。それはその人の生き方を自然と映し出しているから」
 「ものをつくることが好きなので、仕事と生活の区別はない」というミキさん。
 「エネルギッシュな友だちと一緒に過ごす時間は、パリ生活をもっと楽しくする。そういった友だちからは確実にパワーをもらうのよ」と優しい笑顔で語ってくれた。(穂)

Boutique Miki Mialy
12 rue Froissart 3e
火−土/12h30-19h