Ovni --| Numéro 438

知事暗殺事件から放火事件まで。

 4月19-20日未明、コルス島はアジャクシオ付近の海辺の簡易レストラン(屋根がヤシの葉で覆われているので "パイヨット"と呼ばれる)「Chez Francis」にガソリンをかけて放火したのは憲兵隊、それもボネ前知事直属の治安部隊(GPS) 5人の仕業と分かり、島民だけでなく国民も唖然。 5月6日、ボネ前知事以...

最新映画情報

●Tout sur ma mere  ペドロ・アルモドヴァルの前作 "En chair et en os" について「50年代のメロドラマを思わせる切なさが漂う」と書いたが、この新作で、メロドラマはさらに完璧に近づいた。心が洗われるほどに泣けるので、大きなハンカチを持って出かけたい。  マヌエラが一人で育ててき...

文化の違いは香りの違い。

 マドレーヌの香りに遠い記憶を呼び覚まされたプルースト。「さようなら」のあとの残り香に胸を締めつけられる恋人たち。「香り」が日々果たす役割はなんだか不思議に大切だ。  食文化とともにフランスが誇る香りの文化、香水。そのうっとりとするような香りを生むのは調香師だ。ヴェルサイユにある香水・化粧品・食品香料国際高等学院 ...

具体美術協会– アクションの軌跡としての美術。 Retrospective Gutai

 日本の前衛美術というと、欧米では今や必ず「グタイ」の名が出てくるほど、この50年代の美術運動は定着した感がある。しかし、具体美術協会のいう「具体」とは何だったのだろう。欧州にも1930年に始まり、二つの流れに引き継がれたアール・コンクレがある。しかし、測りうるほどの美を求めたコンクレと具体美術協会のそれとはい...

自由な雰囲気の中で、フリーな音楽を。 Instants Chavires

 パリに接しているモントルイユ市に「型にはまらない音楽」を聞かせてくれるライブハウスがある、と聞いて出かけてみた。地下鉄9番線のRobespierre駅近くにあり、周辺にはトルコ料理店や安売りショップが並ぶ。店内は、吹き抜けの高い天井、少し高いフロアにはカウンターバー。画家のアトリエにでも来たよう...

(南)が推薦する6月のシャンソン。

★★★ Boucherie a la Maroquinerie フレンチ・ロックのファンには、ブーシェリー・プロダクション所属の人気グループたちが覇を競う、ライブ・ハウスの新名所「マロキネリ」での初夏開幕コンサートがおすすめ。  「オヴニー」を運良く発行日に読んだ人は、5人組パリ・コンボへ。女性歌手...
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OVNI 437 : 1999/6/1

●人種差別から生まれた犯罪?5月14日夜、ガール県にある人口10万人のヴォヴェールという町で、旧市街の広場で騒いでいた若者たち (団地に住む、ほとんどがマグレブ系移民の2世)に向かって、近くに住む住民1人が発砲し、2人に重傷、3人に軽傷を負わせた。15日も若者たちと旧市街の住民の対立が続いていたが、16日未明、...

マヌーシュの 子供たち。

流浪の民。この言葉を聞いて私たちがまず思い浮かべるのは、ジプシーではないだろうか。そのジプシーに属する彼らマヌーシュも、定住地を持たずキャラバンで各地を移動しながら生活を営む移動民族の一つである。 私がそのマヌーシュと出会ったのは、パリ郊外バニョレ市の高層マンションが立ち並ぶ空き地の一角だった。彼らの祖先はもともとフ...
 

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