今が食べどき●Poire Williams 2014-09-02 食材 0 みずみずしく、さわやかな甘さの洋ナシは、ルイ14世の大好物で、ヴェルサイユ宮脇の「王の菜園」には、今でも数多くの種類の洋ナシが植えられている。そんな洋ナシの走りがウイリアムスpoire Williams。ほとんどの洋ナシの皮は黄褐色だけれど、このナシの皮は美しい黄緑色で、朱がさ [...]
暑い時は、なんといってもアイオリだ。 2014-08-02 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous アイオリaïoliは、ニンニクがたっぷり入ったオリーブ油ベースのソースで、そのソースが添えられた料理もアイオリという。マルセイユをはじめとしてプロヴァンス地方の名物料理だ。 今回は「grand aïoli」 という、家族や友人たちがそろった時に作る「ごちそう [...]
今が食べどき●nectarine, brugnon, reine-claude 2014-07-31 食材 0 夏の八百屋の果物売り場は、色とりどりでにぎやかだ。各種のメロンやブドウ、イチゴやアプリコット。日本よりは身が小さい白桃pêche blancheや黄桃pêche jaune。そんなモモの隣に、形、大きさはそっくりだけれど、皮ににこ毛がない果物が並んでいる [...]
今が食べどき●artichaud 2014-07-22 食材 0 6月から9月いっぱいがアルティショーのシーズン。見かけだけでひるまずに調理したい。ちょっとクワイに似た風味と苦みが貴重。ビタミンも豊富だし、疲れた肝臓をいやしてくれる効果もある。 ブルターニュ産でカミュと呼ばれる大きなアルティショーは、30分から40分くらいゆでてから、一枚一 [...]
子供たちも大好きなミートローフを焼いてみよう。 2014-07-19 肉料理 0 ミートローフは米国料理。手がかからない挽き肉料理の一つで、友人たちが4、5人やってくるような時にも便利だ。今回は、6人分を大きなcake用の型(右欄参照)で焼くので、牛の挽き肉を900グラム買ってくる。スーパーで買う時は、脂肪分5%のものを選ぶこと。 下準備は10分ちょっとなので [...]
田舎生活も楽しいかな。 2014-07-16 日本のフランス 0 経営するショップの前にて。九州の田舎でフランスのモノに囲まれての生活は心地いい。 ◎モラト佳代子(バルセロナ+メキシコ+パリ:10年以上) 日本の大学でスペイン語を学んだ佳代子さん、在学中はバルセロナやメキシコに留学し、卒業後は大阪でスペイン政府関連の仕事をしていた。 しかし [...]
今が食べどき●calmar 2014-07-11 食材 0 最近、魚屋に活きのいい中イカが並んでいる。表面の皮がしっかりとついていて、身に透明感があるものを選びたい。皮がめくれていたり、身が白くなっているものは避けること。フランス語ではcalmar(calamar)と呼ばれる。コウイカはseiche。イカは、どちらかというと南仏、地中海 [...]
季節のアンズを使ってタルトを焼いてみよう。 2014-07-06 デザート 0 ところどころに赤みがさしているオレンジ色のアンズabricotが出回っている。洗ってからそのままかじってもいいし、砂糖煮やジャムにするのも悪くない。きょうは日曜日。友だちが食べに来ることだし、アーモンドクリームも入ったアンズのタルトを焼いてみよう。 まず生地作り。ふるいにかけた小 [...]
フランスに行った獣医さん 2014-06-23 日本のフランス 0 リヨン獣医大学は、世界で初めての獣医学専門の大学 ◎脇本有里(パリ半年+リヨン1年半) 日本の獣医大学を卒業後、獣医として働いていた脇本さん。以前からフランスが好きだった。何度かフランスに旅行し、その空気に触れるうちに、ますます興味を抱いた。「フランスの文化を生み出した国民性が [...]
アン肝のポワレには、陸のフォアグラも脱帽。 2014-06-18 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous 先日、パリ近郊のハイパーの魚売り場の前を通ったら、あっ、アンコウの肝がある! キロ5ユーロもしない! フランス風にポワレするには、ちょっと小さめなのが玉にきずだが、ひと塊を買ったら500グラムあった。 まず表面に筋が出ていたら、肝を手で押さえながら、静かに引き抜く。数年前のレ [...]