Maison LAIR|オーヴェルニュ地方 2000-03-01 専門店 0パリ6区日曜営業 春はもうすぐとはいえまだ寒い日が続く今日このごろ。ボリュームたっぷりのオーヴェルニュ地方のお総菜はいかが? 素朴なsaucisson de Cantal (162F/kg) をアペリティフのお供にするのもいい。豚の耳や舌入りのfriton(85F/kg) や豚レバーのfrica [...]
スペイン風オムレツはワインやビールの肴にもなる。 2000-03-01 野菜料理 0 Tortilla–omelette espagnole スペインの飲み屋にはタパスと呼ばれるおつまみが並んでいるが、その定番の一つが、トルティーヤと呼ばれるジャガイモ入りのオムレツ。なんていうことはない一品だけれど、オリーブ油の香りがきいてなかなかうまい。卵とジャガイ [...]
安いメルランを使って、グラタンを作ってみよう。 2000-02-15 魚料理 0 Gratin de merlan ブルターニュやノルマンディーで獲れるメルランmerlanは、タラ科にしては小さめの魚で、丸ごとあるいはおろし身の形で、一年中魚屋に並んでいる。値段も安いからどんどん使いたいところだが、身がこわれやすいのが欠点で、鍋にしたりしたら災難、身が粉々にな [...]
活躍の舞台は宇宙です。 2000-02-01 日本のフランス 0インタビュー 人工衛星をロケットで打ち上げるヨーロッパの会社、アリアンスペース東京事務所に勤務している高松さんは、会議などで年3、4回は日仏間を行き来している。 幼いころ飛行機好きだった彼は、いつも飛行機に乗りたいと念じていたそうだ。 夢がかなったのは松山にいた小学校3年生の時。東亜航空(現 [...]
La fromagerie Alleosse|チーズ専門店 2000-02-01 専門店 0パリ17区日曜営業 お店の他にaffinage (熟成) 用のカーブを持っているチーズ屋さんだから、ちょうど食べごろのチーズが並んでいる。Bleu de Termignon (190F/kg)はペニシリンを植え付けて青黴を育成するロックフォールと違い、穴を開けて自然に青黴が生えるまで熟成させる。実は [...]
スペアリブのビール煮は北国の味がする。 2000-02-01 肉料理 0 Travers de porc a l’ardennaise シュークルート独特の香りを作っているのがジュニエーヴル genierre と呼ばれるネズの実だ。この実が入る料理は、アルデンヌ (フランスとベルギーの国境に接する地方) 風とかリエージュ (ベルギー東部の中 [...]
アンディーヴはおいしくて頼りになる冬野菜だ。 2000-01-15 野菜料理 0 Endives meunières チコリ菜の芽が土をかぶっていたために真っ白になって生えたのを、食べてみたらおいしかった、というのがアンディーヴの始まりらしいが、このアンディーヴがなかったら冬の食卓がすっかりさびしくなってしまうだろう。安い、ビタミンBやCに富んでいる、保存がき [...]
ロシアのクレープ、ブリニスの作り方を復習する。 1999-12-15 野菜料理 0 Blinis ロシアから伝わった厚いクレープがブリニス。フランスでもクリスマスや新年になると、スモークサーモンの脇役として登場することが多い。7年前にこのコーナーで書いたことのあるブリニスのレシピを、復習してみよう。おとうさんがロシア人だったナタリーさんから教わった作り方で、その [...]
Schmid|アルザス 1999-12-01 専門店 0パリ10区 アルザスへの玄関になっている東駅のそばにあり、パリに住むアルザシアンにはよく知られたお店です。お勧めはなんといっても種類の豊富な豚肉加工品charcuterie。パンに塗って食べるアルザス風リエットといった感じのsaucisse foie fumée (113F/k)や、ふわりと [...]
干しスモモの甘さを生かしてウサギを煮る。 1999-12-01 肉料理 0 Saute de lapin aux pruneaux なぜか料理のレシピでは鳥volaillesの項に入っていることが多いウサギ、秋が深まるにつれ脂がのってうまくなる。背中の肉がこんもりと盛り上がったものを1羽 (?) 買ってくるのだが、肉屋さんに切り分けてもらいましょう。今回 [...]