「ルーヴルは小さなオブジェが面白い」 2004-02-01 パリの日本人 0インタビュー 法定翻訳家の前野寿邦さんの事務所を訪れた。在仏34年、法定翻訳というカタイお仕事柄にも関わらず、ご本人は、とても気さくで、穏やかな笑顔で迎えてくれたのでひと安心。 法定翻訳の仕事とは、学校や役所に提出する正式な書類の翻訳だけかと思いきや、前野さんは、犯罪や事件にまきこまれた日本 [...]
三つ星で通用するサービスを勉強中。 2002-04-01 パリの日本人 0インタビュー 最新のミシュラン2002年版によると、パリの三つ星レストランは9つ。その中でも、いかに素材のうまさを引き出すかを追及したアラン・パッサールの店「アルページュ」。そこで現在、研修を受けてている若い日本人ソムリエールがいる。 加藤奈都子さんは長崎県に生まれ育ち、他の場所に住んだことが [...]
「小さなワインバー」編集長とカンパイ。 2002-03-01 パリの日本人 0インタビュー 2001年クリスマス。パリで新しい日本語の情報誌が生まれた。タイトルは “LE PETIT BAR A VIN~小さなワインバー~”。ワイン好きの仲間4人がつくった新聞だ。参考書の解答集のような真面目っぽいたたずまいの新聞だが、そこかしこに茶目っ気が散り [...]
日本人としての「常識」からどれだけ距離を置けるのか? 2002-02-01 パリの日本人 0インタビュー 学生の頃は不良の劣等生。小市民と権威の象徴である先生という人種が嫌いだった小坂井敏晶さん。夢中だった陸上ホッケーを続けるために、浪人して早稲田大学に入学するが、スポーツで身を立てられぬ現実に直面し、大学に通う目的を失う。中退後はバックパッカーで海外へ旅に出る。世界の空気を存分に吸 [...]
着きたてホヤホヤ研修生。 2001-08-01 パリの日本人 0インタビュー 「研修ビザを取ろうとしたら、労働ビザが一年分取れてしまったのです」と誰もが驚くようなラッキーな出来事をひょうひょうと語る横内聡子さんはフランスに来てまだ4時間ちょっと。パリで一息ついた2日後に南仏はグラースに行き、その日から香水会社で有給の研修を始める。 短大卒業後、留学先のアメ [...]
「映画に対する思いが高いレベルにある」 2001-07-01 パリの日本人 0インタビュー 「死は永遠の孤独…」。じわじわと染みわたる恐怖が国境の壁を溶かし、カンヌでは国際批評家連盟賞を獲得、現在パリで劇場公開中の映画『回路』。俳優の加藤晴彦さんは、ネットサーフィン中、”死のアクセス” に巻き込まれる大学生、川島亮介役で主演、今年5月カンヌ映画 [...]
度胸のよさで才能発揮、F3女性ドライバー。 2001-06-01 パリの日本人 0インタビュー モータースポーツの発祥の地フランスで、憧れの頂点フォーミュラ1のすぐ手前のクラス、F3に果敢に挑戦している日本人女性がいる。井原慶子さんだ。F3ドライバーになる前は、大学時代のアルバイトとしてF1のレースクィーンをしていた。「(レースクィーンの仕事は)全然自分らしくないとは思い [...]
シネマには興味がないとはいうけれど…。 2001-05-01 パリの日本人 0インタビュー 画家の市川洋(よう)さんは、実に多才な人だ。彼の作品を代表するのが “可変絵画”。9 枚のパネルの表現が自由に組み変えられるので、1つの作品が48兆7049億2913万6640通りの顔を持つ。計算されつくした絶妙なバランスが特徴だ。そんな幾何学的な絵画と [...]
小さい時からの家庭教育が大事です。 2001-04-01 パリの日本人 0インタビュー 斎藤潤さんはパリ16区、リセ・ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの国語 (日本語) 教師。このリセは、第一外国語として日本語を選択できるパリ市内で唯一の学校なのだ。単に日本語が学べるというだけでなく、日本の教育課程に基づいた週4 時間の国語と週2時間の社会科の授業を選択できるのも大きな [...]
大好きなサーカスを学んでいます。 2001-03-01 パリの日本人 0 パリ郊外、ナンテール大学に隣接するサーカス学校「Les Noctambules」が、伊藤杏奈さんが現在通う学校だ。学校では、アクロバットを始め、ロープや1 輪車、空中ブランコやジャグリングなどサーカスの技の習得に励んでいる。 杏奈さんがこうしたサーカスの技に出会ったのは小学校2 [...]