さしずめ現代の朝鮮人参。 2010-05-14 食材 0 ●Fenouil Fenouil(フヌイユ)、料理好きならフェンネル、またはウイキョウの名で知っているはず。外見は白菜やちんげん菜の白い部分のようで、かむとほんのり甘くアニスのような香りが口中に広がる。フヌイユは古代より熱狂的に愛されてきた。特に古代ローマでは刺激性植物として礼賛 [...]
緑、黄、赤のピーマン 2010-05-14 食材 0 ●poivron 八百屋の店頭に、緑、黄、赤のピーマンが並んでいる。熟すにつれて緑→黄→オレンジ→朱→濃紅と色が変化していき、赤くなるにつれ、香りが強くなり、甘みが増す。地中海料理やバスク料理には欠かせない野菜だ。日本のピ−マンの倍以上あるが、味はそれほど違わない。ツヤツヤ光沢が [...]
L’Epicerie du Père Claude|夜23時までの高級食品店 2010-04-29 専門店 0日曜営業パリ15区 毎日夜23時まで開いていて、とても便利な高級食品店。フランボワーズやレンヌ・クロード、ミラベルなどの甘さ控えめの自家製ジャム(各6€)や、ヴェイス社のレッドフルーツ入りのホワイトチョコレート(3.95€)なんかは日本帰国時のお土産としても喜ばれそうだが、この店でぜひ買いたいのが、 [...]
anchois 2010-04-15 食材 0 anchoisはカタクチイワシ類の、大きくなっても20センチくらいにしかならない魚。地中海、大西洋の沿岸で漁獲される。イワシより細長く、下あごの上方に鼻面が突き出している。時々キラキラ輝くような活きのいいものが魚屋に並ぶことがあるが(揚げたりマリネにするとうまい!)、ふつうは塩漬 [...]
anchoyade 2010-04-15 食材 0 アンチョビーをペースト状にしたcrème d’anchoisは、スーパーなどで瓶詰めやチューブ入りになって販売されている。これを使って、プロヴァンス地方の人たちの好物、アンショワヤードを作ってみよう。アンチョビーペーストを小さめのボウルにとり、ここへ押しつぶしてからき [...]
フランスのタイさまざま 2010-03-15 食材 0 daurade royale 地中海やガスコーニュ湾でとれ、大きいものは全長60センチ、3キロほどになる。ウロコは明るい銀色に輝いている。ほほのところに金色の斑点、目と目の間にやはり金色の三日月形があるのですぐにわかる。繊細な甘みを有し、そのうえ 身がみごとに締まっているので、最 [...]
包み焼き en papillote 2010-03-15 食材 0 包み焼きは、ワインやハーブ、スパイスの素晴らしい味や香りを封じ込めることができる、どんどん活用したい調理法。ほとんどの魚が包み焼きに向いているが、タイ、スズキ、ヒラメ、真ダラのような白身の魚がうまい。タラ科の一種merlinのように身がこわれやすい魚にもうってつけ。魚に応じて、い [...]
真っ赤なクランベリーの実 2010-03-01 食材 0 ●airelle (baie rouge) フランスの山地でも8月から9月にかけて、真っ赤なクランベリーの実を見つけることができるけれど、フランス料理では秋のジビエ料理に添えられるソースに入るくらいで、それほど使われていない。それに引き換え、スウェーデンやデンマークなどではその独 [...]
ベーキングパウダー 2010-03-01 食材 0 levure chimique (alsacienne) ベーキングパウダーは、水分が加わると即座に炭酸ガスを発生し、パイ生地やパン生地などをふくらませる効果を持っている。生イーストと違って生地を寝かせておく必要はないので便利。ふつう11g入りの小袋に入って市販されている。ベーキ [...]
着たままのニンニク 2010-02-15 食材 0 ●ニンニク ail 以前は、オリーブ油とならんでプロヴァンス料理やフランス南西部料理の代名詞のようだったニンニクも、フランスの北にまですっかり行き渡った。でもやはり一番香りが高いのは、南仏産で薄い皮が白っぽいニンニク。オーヴェルニュ産のものは、小振りで皮は紫がかっている。しっかり [...]