La Rughetta|モンマルトルにイタリアの風が吹く。 1999-05-15 ヨーロッパ諸国料理 0パリ18区 裏通りを、気の向くまま、風の吹くまま歩いていると、ひょんに、これはというレストランに出逢えるものだ。モンマルトルの丘をくねくねと散策中、舗道に出されたテラスは満席、ワインの杯を重ねて賑やかな “La Rughetta”という店を見つけた。そして、あの食欲を [...]
Casa Bina|今夜はタパス三昧。 1999-02-15 ヨーロッパ諸国料理 0日曜営業パリ11区 乾いた風、オリーブオイルとガーリック。時々スペイン旅行を思い出し、タパスが食べたくなることがある。パリではラテン系音楽が人気でフラメンコファンも多く、お洒落なタパス屋が増えているのだが、音楽が強すぎたり、寿司を頼んでおにぎりを出されたようなものだったりでがっかり。そんな時はここへ [...]
MIMICHE|イタリアの親類の家で食べている気分。 1998-10-01 ヨーロッパ諸国料理 0日曜営業パリ18区 「長距離トラックのストの余波で予定していた披露宴の会場がダメになり、ここで急きょ結婚式のパーティーをやったんですよ。ご主人のミミッシュさんが親切で、とてもうれしかった」と、サクレ・クールのすぐ脇にあるイタリアレストランに案内してくれたミワさん。そのミミッシュさんが「Le menu [...]
LA CASE MAMA|さまざまな味の交差点だ。 1998-09-15 ヨーロッパ諸国料理 0パリ10区 格安で気取らない店だが、モーリシャス島の家庭料理 cuisine mauricienne を味わうことができる。肉や魚をカレーやルガイユというトマトソースで煮た料理、牛肉のソテー、ブリアニというインド風ドライカレー、中華風焼きソバなどが並んでいるから、好きなものを選んでテーブル [...]
A LA VILLE DE BELGRADE|運河沿いに東欧の味。 1998-07-01 ヨーロッパ諸国料理 0日曜営業パリ10区 「昼ごはんはどこにしよう」と編集部の同僚とサンマルタン運河沿いを歩いていたら、ユーゴスラビア料理専門の店があった。1969年の開店当時は、ユーゴスラビアはまだ一つの国だったのだ。床だけでなく壁にもじゅうたんが張られた暗い店内は、まだ行ったこともないのに「ナルホド、これがベルグラー [...]
LA BAUTA|イカ墨食べるならベネツィア・レストラン 1998-05-01 ヨーロッパ諸国料理 0パリ6区 “イカ墨” はすっかりお馴染みなのだけれど、これがベネツィア料理のものだと知らなかった方も多いのでは。La Bauta はパリで唯一、イカ墨料理をスペシャリテにしたベネツィア・レストラン。 まずは程よく冷えたベネツィア・ワインのアペリティフ「fragoli [...]
CHEZ LUIS –ポルトガルの干ダラ料理が美味。 1998-04-01 ヨーロッパ諸国料理 0 干ダラを食べたくなったら、ポルトガルのレストランに足が向く。5年前の “ポルトガル特集” の時に紹介したことがある店だが、今でも、リスボンの下町アラファマの狭い坂道にあるレストランで食べているような雰囲気がある。 前菜はカルド・ヴェルデ (30F) が [...]