Casa Bina — 今夜はタパス三昧。



 乾いた風、オリーブオイルとガーリック。時々スペイン旅行を思い出し、タパスが食べたくなることがある。パリではラテン系音楽が人気でフラメンコファンも多く、お洒落なタパス屋が増えているのだが、音楽が強すぎたり、寿司を頼んでおにぎりを出されたようなものだったりでがっかり。そんな時はここへ。

味わい深いPata Negraというイベリコハムもある。ハム台からその場でスライス。またスペイン旅行を思いだしちゃった。ほろり。

 学生時代に初めてスペインと出会い、アラブ文化に繋がると同時に独特なこの国の大ファンになってしまった、アルジェリア出身のサイドさん。とうとうレストランを開いてしまった。むき出しの石の壁、ひんやりとしたタイル。スペインの乾いた空気が蘇る。今夜はタパス三昧だ! イカ焼きchipirones a la plancha、タコとジャガイモpulpo a la gallega、スペイン風ラタトゥイユpisto Andaluz、セラノハムjamon Serranoもある。ワインはSangre de Toro、これできまり! 太陽を食べてるみたい。週末にはギタリストが、胸をしめつけるような歌を聞かせてくれる。ほろり、泣けてきた。

(仙)

*130 rue Saint Maur 11e 01.4805.9771 無休 10h~夜2h(土日15h~2h) タパス20F~。