中世の神判制度で、赤熱の鉄棒を手に握らせられ負傷しなければ無罪と判定された。〈Mettre sa main au feu火に手をおく〉とは、3日後に手が火傷も負ってなかったら、潔白であると判定された。傷痕の程度によって刑の重度も決まった。自分がいっていることが信じてもらえないときなど、〈Si je mens je su...
動詞〈piper〉は狩猟のときに、鳥の鳴き声を真似て、鳥を近づけること。狩猟用語からゲーム用語として使われるようになり〈Les dés sont pipés〉というと、(そのサイコロはいんちき)で「八百長」のこと。でも〈Il ne pipe pas / pipe peu〉は「声も出さず沈黙する」を意味する。...
〈Un produit tombé du camion〉は(トラックから落ちた物)ではなく、20世紀前半に使われるようになった表現で、〈Un produit volé〉(盗んだ物)とはっきり言わずに、婉曲的に「Tombé du camion」と言えば、領収書もなく、どこからか盗んできた物を意味する。誰かに何かをプレゼ...
〈Faire monter la mayonnaise〉はマヨネーズを作るときに、卵黄と油がうまく交わり合いマヨネーズがクリーム状になっていくことで、やっていることが成功に向かうとき、〈Je fais monter la mayonnaise〉という。反対に何かしていることが失敗に終ったときには〈J'ai raté l...
〈poteau〉は「競馬のゴールイン」のことで、〈Coiffer un concurrent〉なら「敵の前に到着」し「勝利する」こと。〈Coiffer quelqu'un au potexu〉は「僅差でライバルを負かす」で、〈Gagner d'un cheveu / à un poil près / pile poil...
〈Avoir le visage cuit〉は「雪焼けした顔」にも「日焼けした顔」にもいう。〈Plantes cuites〉「枯れた植物」。事業に失敗した時、〈C'est cuit〉「万事休す」または〈Les carottes sont cuites〉「もうだめだ 」。どうして人参が煮えると、もうだめになるのかというと...
カモ狩りは、冬の寒い季節にされるのだが、〈un froid de canardカモの寒さ〉は、19世紀のポピュラーな表現で、あまり寒くなると、湖や沼の水面と共にカモの足まで凍りついてしまうので、流れのある川辺に移っていくことから〈un froid de canard〉というようになった。カモとは別にウズラ(caille...
15世紀から使われだした表現で、過ちをおかした騎士は一時的に馬に乗ることを禁じられたことから〈Mettre quelqu'un à pied 〜の足を地につけさせる〉は「解雇すること」。〈Avoir les pieds sur terre 両足が地についている〉は「現実主義者」、〈Avoir pieds en l'ai...
〈main手〉と同じく〈pied足〉も多義語の一つ。〈C'est le pied!〉は英語の〈It's great!〉に当たり「すごい!」〈Se lever du pied gauche〉は、ほとんどの人は起きる時、右足から先に床につくもの。それを左足で先に床を踏んでしまったりすると、その日は先駆けが悪く、「機嫌も良く...