「魚の道」をゆく! 2021-06-01 パリの出来事 0 Sur la Route du poisson 雨の朝、 馬の蹄(ひずめ)の音が響く。フランス北端ブローニュ・シュル・メールの漁港からパリのレストランに魚を配達する一行だ。脚のがっしりと太い5頭の馬が、馬車を曳いてパリの町を走ってゆく。 かつて、北の漁港からパリへと魚が運ば [...]
パリの街が変わっていく…(2)。 2021-03-23 パリの出来事 0 サン・ミシェル広場からジベールがなくなる。 サン・ミシェル広場の書店「Gibert Jeune」が3月末で閉店となる。2、5、6、10番地と、広場を囲むように並んだ店舗。数ヵ月前から納品がない店内はガランとし、店の前に並んでいた特売本棚やワゴンもほぼなくなった。掘り出しものを探 [...]
パリの街が変わっていく…(1)。 2021-03-22 パリの出来事 0 シテ島の鳥市、さようなら。 シテ島に花市が開設されたのは1809年だが、ここで鳥市が始まったのは1881年のこと。今でも毎週日曜になると、普段は植物が売られている場所に鳥商人たちが陣取って、鳥や鳥籠、備品、エサなどを販売する。子どもも大人も珍しい色に驚いたり、澄んだ鳴き声にうっ [...]
コロナ:パリ市長、5.11ロックダウン解除について。学校、交通、商店・飲食店支援、文化…。 2020-05-06 パリの出来事ニュース 0covid-19 アンヌ・イダルゴ=パリ市長は、5月5日付のル・パリジャン紙に、5月11日以降のロックダウンの段階的緩和のビジョンを語った。 【学校】 1クラスは可能であれば10人以下の少人数に(政府方針では15人まで)。幼稚園は1クラスを10人以下にすることを区長らと検討。5月14日時点で、生 [...]
歩いてゆこう。 2020-01-15 パリの出来事 0 いつもの歩道は人でいっぱいだ。12月5日に年金改革への抗議から公共交通のストが始まって以来、駅前広場、大通りや小路、いたるところで歩く人々の流れが絶えない。パリにもこんなに多くの人がいたのだなと、あらためて認識する。自転車やキックスケーターも人気だ。レンタル自転車は不足するから、 [...]
パラスの看板猫。 2019-11-15 パリの出来事 0 僕の名前はファラオン。2010年5月生まれのバーマン種の猫さ。青い瞳と白い毛並みがキレイでしょ。今から9年前、パリ8区のル・ブリストルにやってきた。格付け最高位「パラス」の称号を持つ豪華なホテルだよ。僕専用の小部屋もあって壁には子どもたちが描いた似顔絵でいっぱいさ。看板猫として世 [...]
パリのぶどう収穫。 2019-10-15 パリの出来事 0 パリ市は5つのぶどう園を所有していて、そのうちのひとつが南部のジョルジュ・ブラッサンス公園内にある。毎年市民のために、ぶどうの収穫を体験するイベントを開催しており、今年は9月27日に実施。豊作だった昨年よりも3週間遅い収穫だ。 かつて15区のヴォジラール界隈にはぶど [...]
パリの新型キオスクを見せてもらう。 2019-01-15 パリの出来事 0 Kiosque innovant マタリ・クラッセがデザインしたパリの新しいキオスク パリ10区、地下鉄ジャック・ボンセルジャン駅前広場のキオスクが根こそぎ消えたと思ったら、しばらくして新しいキオスクが出現した。入札でパリ市が選んだMédiaKiosk社の新型キオスクは、人気デ [...]
パリジャンとミツバチのはなし。 2017-05-02 パリの出来事 0特集記事 パリジャンとミツバチ。 ハチミツ、お好きですか? 喉が痛むときにペロリ、パンに塗ってタルティーヌ、砂糖の代わりにヨーグルトや飲み物に、仏料理ならではのソースやヴィネグレット、マスタードにも…。フランス人の食生活に欠かせないハチミツ。仏農業省によれば、国民一人あたりのハチミツ年間消 [...]
煙突掃除夫エロワン さんの1日。 2017-02-01 パリの出来事 0特集記事 えんとつ ごしごし。 立春はもう目の前とはいえ寒さが続きます。どのように暖をとりながら冬をお過ごしでしょうか。 パリであればセントラルヒーター、オイルヒーター?その多くは、機能するのに電気、あるいはガスを必要とする。あるいは時勢に敏感な方はペレット?忘れてならないのはこれらの暖房 [...]