しょっぱい音符 4月15日号 2015-04-23 音楽 0 HK & Saltimbanks “Rallumeurs d’étoiles” (4月20日リリース) 「フクシマ・モナムール」と歌うシュティの国のプロテストシンガー。 HK(アシュカ)は本名をカドゥール・ハダディと言 [...]
Bertrand Cuiller “ Rameau, Pièces pour clavecin ” 2015-04-15 音楽 0 クラヴサン (チェンバロ)というとバッハの名曲を思い起こすけれど、フランソワ・クープランやジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサンの小曲も捨てがたい。構成力には欠けるかもしれないが、優雅でエスプリに満ち、ドビュッシーにまでつながるポエジーがある。ベルトラン・キュイエの新譜、ラモーの [...]
【音楽】ソコは28歳でボルドー生まれ。 2015-04-06 音楽 0 ソコは28歳でボルドー生まれ。2012年にはフォークロック調の初アルバム 「 I Thought I Was An Alien 」を出し、彼女のまだ思春期の傷つきやすさを残す声に強く引かれてしまった。この2枚目のアルバム「 My Dreams Dictate My Realit [...]
Mozart- musique de chambre 2014-09-05 音楽 0 クラシック音楽の月刊誌「Diapason」が、CD10枚組みで出した「Mozart- musique de chambre」には宝物が満杯。極め付きは、ピアノのリリ・クラウスとバイオリンのゴールドベルクによるバイオリンソナタ。軽やかでどこまでもさっそうとしていて、時にふと影を落と [...]
Carl Philipp Emanuel Bach 2014-06-02 音楽 0 Aparte 20€。 カルル・フィリップ・エマヌエル・バッハ(C.P.E.B)は、大バッハの息子という重圧を跳ね返し、明暗のコントラストが著しい、躍動感あふれる音楽を作曲した。今年は、そのC.P.E.Bの生誕400年で、彼の音楽を再発見できる年になりそうだ。その口火を切ったの [...]
詩人歌手の不屈の精神 2013-12-05 シャンソン 0 アラン・ルプレストは、この最後のアルバム»Symphonique« で、長年の夢だったオーケストラをバックに歌うことを実現させたが、アルバム制作中に自ら命を絶ってしまった。このCDは、死の直前までに録音された彼自身の歌が7曲、クリストフら歌手仲 [...]
新世代歌手による本格的なルプレスト集 2013-11-06 シャンソン 0 »C’est peut-être …Leprest» は、昨年に続いて、新人歌手のヤン・ドニの故アラン・ルプレストへのオマージュ。バタクランでのルプレストとゲスト歌手たちが歌い評判になった«Chez Lepr [...]
寓話のようなアルバム 2013-10-04 シャンソン 0 3年前、ジャック・タチに捧げる 自作のCDが評判だった、アコーデオン奏者ミシェル・グラスコの新アルバム『Bagatelle』。前作同様、クラシックアコーデオンならではのエレガンスで繊細な音の響きを聴くことができる。 クラシックバレーの舞台をイメージに創られた、寓話のような [...]
Aafje Heynis “Stabat Mater” 2013-09-10 音楽 0 恥ずかしいけれど、オランダのアルト歌手、アーフェ・ヘイニスを知らなかった。ところが、先日、何気なくFrance Musiqueというクラシック音楽中心のラジオを聞いていたら、ヴィヴァルディの『スターバト・マーテル(悲しみの聖母)』が流れてきた。その声は、僕の好きなサラ・ミニャルド [...]
唯一無二の独創性 2013-09-04 シャンソン 0 パリ在住のダンサー・女優・脚本・演出家の毬和恵(まり・かずえ)の、2年間続いた『De Tokyo à Barbara』は、近年、まれな良質なコンサートとして、唯一無二の独創性がバルバラ関係者やファンの間で高い評価を受けた。 今秋から始まる新バルバラ集『Les Petits cai [...]