Auditorium de Radio France国営ラジオのオーディトリアム 2017-10-17 音楽コンサート 0 10月19日、22日、25日。セーヌ川沿いの巨大な円形の建物ラジオ・フランス。2014年11月にオープンしたオーディトリアムは、客席数1460、大オルガンは音響がよく、入場料も他の大ホールより安めだから、どんどん利用したい。 ▪️19日20hは、78歳のマレク・ヤノフスキ指揮、国 [...]
Kein Licht「光のない。」ポスト・フクシマのオペラ。 2017-10-13 舞台・映画音楽 0 10月18日(水)〜22日(日) ノーベル文学賞作家、エルフリーデ・イェリネクが福島の原発事故後に書いた戯曲「KeinLicht-光のない。」をフィリップ・マヌリがオペラ化(厳密にはオペラではなくマヌリが提唱する新ジャンル "Thinkspiel")。生楽器/電子音楽、セリ [...]
Philippe Herreweghe 2017-10-02 音楽 0 10月9日(月) フィリップ・ヘレヴェッヘは、ベルギー生まれの指揮者。23歳でコレギウム・ヴォカーレ・ゲントを創立し、欧州トップクラスの合唱団にまで高める。フランスバロックのリュリやシャルパンティエの声楽曲で注目され、バッハのカンタータ、ミサ曲、受難曲などの世界に入っていく。カ [...]
CD : Boris Giltburg “Shostakovitch” 2017-09-23 音楽 0 ショスタコーヴィチは若くしてピアニストとして一躍脚光を浴びた。ピアノ曲にも名曲が多い。 2013年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで1等賞を得たボリス・ギルトブルグによる、このショスタコーヴィチ集が素晴らしい ! 15曲の弦楽四重奏曲の中でも傑作の8番を、ギルトブルグ自ら [...]
CD : Heroines of Love and Loss 2017-07-23 音楽 0 ヨーナス・ノルドベリがジョヴァンニ・カプスベルガーのトッカータをテオルボで弾き始めると時が歩みを止め、ルビー・ヒューズがヘンリー・パーセル作の曲を歌い出す。「おお、私を連れていっておくれ、安らかな闇へと…」。バルバラ・ストロッツィ、クラウディオ・セッサなどバロック初期の作曲家によ [...]
どこかランボーの彼方へ ー Somewhere over the Rimbaud 2017-07-22 音楽 0 米国の女流ロッカー/詩人のパティ・スミスが、この3月に北フランス、アルデンヌ地方にある詩人アルチュール・ランボーの母が持っていた農家(その中で少年詩人が「谷間に眠る者」や「酔いどれ船」を書いたと言われる)を買い取ったという。崇拝的なランボー愛。ジム・モリソン、カート・コバーンなど [...]
Ray Lema & Laurent de Wilde 2017-06-29 音楽コンサート 0 コンゴ生まれのレイ・ラマが1985年に出した『Médecine』は、シンセの軽く弾む電子音があふれ、世界に広がりつつあったコンゴ・ルンバの殻を破った意欲作。それ以降も、ニュージャズのヨアヒム・キューンやブルガリアン・ヴォイスなどと共演しつつ音の旅を続けてきた。 米国生まれのフラン [...]
CD : Camille “Ouï” まっすぐ感覚に訴える「うた」 2017-06-26 音楽 0 ラジオから「私はオオカミを遠くにつれていく…川のほとりなんかにはいかない」と、歌が流れてきた。寓話的な詞、数え歌的なメロディー、一瞬ブリジット・フォンテーヌかと思ったが、カミーユ!この新作は、2005年の『Le File』をしのぐ。『Lasso』『Fontaine de lai [...]
バビックス新アルバムを聴く 2017-06-22 音楽 0 バタクラン・テロ後遺症を克服するために この原稿を書きながら、またテロのニュース(ノートルダム寺院)が飛び込んできた。私は5月22日のマンチェスターの事件に大きな衝撃を受け本稿を書き始めたのだが、その後も毎日のように…。私は音楽業界に属する仕事をしていたので、コンサート会場は言わ [...]
ヨシ・マスダが「THE YD」を結成! 2017-06-07 音楽 0 OVNI800号「しょっぱい音符」で紹介した、ヨシ・マスダより、編集部に嬉しいお知らせが。 ストロマエのバックミュージシャンとして「ラシーヌ・カレ」世界ツアーに参加した彼が、「THE YD」という2人組ユニットを結成。本格的な活動が始まる。「THE YD」は、作詞・作曲家、プロデ [...]