よむたび。〈20〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2019-06-19 本 0 『 サベナ(仮題) 』 SABENA エマニュエル・ジャンヴラン著 Éditions Gallimard刊 アフリカの島々、その歴史と多様性。 私たちはよく「アフリカ」を一つの塊のようなものとして語りがちだ。料理、映画、文学、音楽…。それがどの国の、どの地域から由来 [...]
よむたび。〈19〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2019-05-22 本 0 『 蟹の足跡(仮題) 』 Empreintes de crabe パトリス・ンガナング著 / Editions JC Lattès刊 カメルーン、戦争の記憶。 元医師のニタプは、カメルーン西部の故郷バングアで隠居生活を送っていた。彼はアメリカに暮らす息子タヌーの要 [...]
よむたび。〈18〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2019-04-23 本 0 『 犬が尾から吠える場所(仮題) 』 Là où les chiens aboient par la queue エステル=サラ・ビュル著 / Editions Liana Levi刊 家族のルーツを求めて 1960年代初頭。フランス政府は深刻な経済的危機に陥った海外県の状況に [...]
よむたび。〈17〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2019-03-23 本 0 『 かくも立派なディプロム!(仮題) 』 Un si beau diplôme! スコラスティック・ムカソンガ著 / Gallimard刊 父の不在? ルワンダ。1994年、アフリカ内陸部のこの小国で、世界に大変な衝撃を与える出来事が起きた。ツチ族の大虐殺である。「作家」スコラ [...]
念願の翻訳、 『仮面の告白』。 2019-03-16 本 0インタビュー ドミニク・パルメさん 作家、三島由紀夫の壮絶な切腹自殺から、来年は半世紀を数える。死後50周年に先立ち、初期の傑作小説『仮面の告白』(1949年)の新仏語訳が、ガリマール社から出版された。当時24歳だった早熟な三島の作家としての地位を確立し、自叙伝的要素が濃いこの作品は、 [...]
よむたび。〈16〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2019-02-24 本 0 『 神のバルコニー(仮題) 』 Le Balcon de Dieu ウジェーヌ・エボデ著 / Gallimard社 「神のバルコニー」。 アフリカ大陸の南東、モザンビークとマダガスカルに挟まれたインド洋に、マヨット島がある。フランスの統治から独立したコモロ諸島のな [...]
よむたび。〈15〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2019-01-26 本 0 『リスボン、黒い町で(仮題) 』 Lisbonne,dans la ville noire ジャン=イヴ・ルード著 / Actes Sud 刊 「白い町」と「黒い町」。 だいぶ前に出版されたものだけれど、この連載にぴったりなテーマを扱った本作を新年の幕開けに紹介し [...]
よむたび。〈14〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2018-12-27 本 0 『 黄金時代(仮題) 』 L’âge d’or ディアヌ・マズルーム著 / JCLattès刊 ベイルート、「黄金時代」から内戦へ。 1960年代後半、浜辺で踊る日焼けした若者たち。音楽はロック。ズボンはベルボトム。ベイルートには、そんな [...]
「ジョルジュ・サンド 愛の食卓」新刊発表会 2018-12-01 イベント本 0 12月4日( 火)18hより アトランさやか著 新刊発表会 「ジョルジュ・サンド 愛の食卓」 19世紀ロマン派作家の軌跡 本紙にて2012~13年に連載された記事が元になり、ジョルジュ・サンドの人生と作品、そして食についての本が刊行されることになりました。今も「ノルマンディーの [...]
よむたび。〈13〉ヨーロッパ〜アフリカ〜カリブ海 2018-11-18 本 0 『 魂の友(仮題) 』 Frère d’âme ダヴィド・ディオプ著 / Edition Seuil刊 世界大戦と「セネガル狙撃兵」。 二つの世界大戦中、フランスのために戦ったアフリカの人々がいた。彼らの数は1914〜18年の期間だけで23万人にも及び [...]