フィリップたちの官能小説。

 日本でも知られるフィリップ・ソレルスの新作『Passion fixe』、そして『ベティー・ブルー』の原作を書いたフィリップ・ジアンの『Vers chez les Blancs』。彼らの新作はいずれも「官能的」だ。  ソレルスにおける「官能」は、小説の中でTaoが多く語られるよう [...]

サルトルとB…

●Lignes, nouvelle serie, “Sartre-Bataille”, mars 2000 今年の頭からフランスのメディアにサルトルがよく登場している。サルトルについての本がいくつも出版され、雑誌・新聞での特集はもちろん、サルトルの名が付く [...]

冬は文学賞の季節。

●Je m’en vais, Jean Echenoz editions de Minuit, 1999 : Prix Goncourt  地図で北極はなかなか見づらい。それは世界地図の上部にある直線であるか、飛行機から見るような一つの点でしかない。前者の場合は側面し [...]

ガイドブックはなにがいい?

  夏休み。フランス各地を発見してみたいが、ガイドブックはなにがいいだろう。  人気があるのはGuides Gallimard。カラー写真が豊富だし、たとえばプロヴァンス地方に限っても “Var”、”Bouches du Rhone” [...]
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礼儀を教えてやるからね

■ J.-L. Fournier / Je vais t’apprendre la politesse (Payot) 他人を尊重することは礼儀から、と「礼儀」を教科に取り入れる中学校が増えているという。若者を対象としたこの本は、大上段からではなく、ユーモアたっぷりに [...]
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育児の国際比較 子どもと社会と親たち

 同じ子育て中のフランス人E君と話していて、うちは赤ん坊と「川の字」で寝てるなんて口をすべらしたら「とんでもない!」と首を振られたことがありました。でも子どもがまん中じゃあないよ、なんて苦しい弁解をして笑ってすませたのだけれども、この本に出ているデータを見て、びっくり。フランスの [...]
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ドレフュス事件を勉強する

■ J’ACCUSE ! (librio) ドレフュス大尉の無罪を訴えた、ゾラの「私は弾劾する!」が発表されてから一世紀。その全文を10フラン文庫で読むことができる。事件の概要や注釈もしっかり書かれているし、ゾラのインタビューや当時の新聞記事も載っていて、ドレフュス事 [...]
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座って読める本屋さん

■Extrapole  誰にでも自分のお気に入りの本屋というのがあると思う。私の場合、種類にも質にもこだわっていて、立ち読みしても嫌な顔されないのが最低条件。横浜の某 書店では、ふかふかのソファーに座って好きなだけ本が読めるようになっていて、なかなか素敵な気配りだと思った。座って [...]
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めす豚物語

 ごく普通の若い女性が、あるとき、自分の体がいつのまにかとてつもなく魅力的になっているのに気がつきます。引き締まった肌はどこをとってもすべらかでピンク色、胸もお尻もぐんと大きくなっているし、なによりも、いまどきめずらしいくらい「健康的」。しかし、しだいにその肉付きが限度を超え、肌 [...]
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彼もベルギーのイタズラ小僧

■janry/demande a ton pere エルジェが描いたクイックとフリュプケの二人も痛快ないたずら小僧たちだが、トームのシナリオ、ジャンリの筆で暴れるチビッ子スピルーもなかなか。お父さんは、タンタンと並ぶ人気者で、息子同様いつもホテルのメッセンジャーボーイ姿のスピルー [...]
 

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