Pavillon de Choisy|お正月料理で蓄えてしまったウエストの脂肪対策には。 1999-02-01 フランス料理 0日曜営業パリ13区 お正月休みの間ふだんは食べないような高カロリーの物を食べ続けたせいで、すっかり体に脂肪が付いてしまった。いやにウエストの辺りがむさ苦しいし、そろそろダイエットは始めたいけど外食は止められない。こういう近況でずいぶんお世話になっているのが中華街のお粥を出すレストラン。 Choisy [...]
La Marmite|中央市場の喧噪から離れて一服。 1999-01-15 フランス料理 0 空っ風に紙屑が舞い、ときどき輸送トラックが轟音をたてて通りすぎるだけの、閑散とした昼間のランジス。シャッターの下りた巨大な倉庫の群と、だだっ広い道路。巨人の国の廃虚に迷い込んだみたいな不安な気分で歩いていたら、寒々とした道路の果てに、レストランの明かりが懐かしげに瞬いた。 野菜市 [...]
Le 14 juillet il y a toujours des lampions|気さくなフランス料理の店。 1998-12-15 フランス料理 0パリ14区 食べることに人一倍情熱を燃やしている友人が、もうすでに何度も通っているという気さくなフランス料理のレストランを薦めてくれた。 “Le 14 juillet il y a toujours des lampions”という恐ろしく長い名前のこのレストラン、月 [...]
LE SANTAL|ベトナム料理の繊細さを味わう。 1998-12-01 アジア料理 0パリ9区 オペラ座のすぐ右脇に、前から気になっていたベトナムレストランがある。中庭の奥にある入り口はひっそりとしていて周囲の喧騒とは別世界。一度も入ったことはなかったが、あるとっても寒い日の夜、身も心も暖まりそうでついにその優しそうな入り口をくぐってみることにした。こじんまりとした店内は [...]
MA BOURGOGNE|タルタルが名物です。 1998-11-15 フランス料理 0日曜営業パリ4区 健康を気にして普段は魚料理ばかり食べているが、その反動で牛肉が恋しくなると、韓国料理ならユッケ、フランス料理ならタルタル…となる。 パリで一番美しいと言われるヴォージュ広場に面したレストラン “Ma Bourgonge” はステーキ・タルタルが自慢の店。 [...]
LA SERRE|正統フランス料理を適当な値段で 1998-11-01 フランス料理 0パリ7区 今どきありがちな簡易調理システムを嘆き、頑固に南西部の地方料理をつくり続ける頼もしいシェフ、マリ・アリスさんは元スチュワーデス。笑顔のフィリップさんに迎えられた後、メニュー (日本語有)、 そして旬が並ぶ「今日のおすすめ」黒板をチェックします。 Assiette de Gour [...]
LA PASSERELL|再びモーリシャス料理。 1998-10-15 中東・アフリカ料理 0パリ19区 422号の “La Case Mama” に対抗して、というわけではありませんが、モーリシャス島の レストランをもう一つご紹介します。きょうは4人で出かけ、105フランのコースの中のそれぞれ違った料理を頼むことにしました。 H君の前菜は小魚のフライ。レモン [...]
MIMICHE|イタリアの親類の家で食べている気分。 1998-10-01 ヨーロッパ諸国料理 0日曜営業パリ18区 「長距離トラックのストの余波で予定していた披露宴の会場がダメになり、ここで急きょ結婚式のパーティーをやったんですよ。ご主人のミミッシュさんが親切で、とてもうれしかった」と、サクレ・クールのすぐ脇にあるイタリアレストランに案内してくれたミワさん。そのミミッシュさんが「Le menu [...]
LA CASE MAMA|さまざまな味の交差点だ。 1998-09-15 ヨーロッパ諸国料理 0パリ10区 格安で気取らない店だが、モーリシャス島の家庭料理 cuisine mauricienne を味わうことができる。肉や魚をカレーやルガイユというトマトソースで煮た料理、牛肉のソテー、ブリアニというインド風ドライカレー、中華風焼きソバなどが並んでいるから、好きなものを選んでテーブル [...]
CHEZ GERMAINE –パリのおふくろの味がした。 1998-08-01 フランス料理 0 友人に聞いた住所に来てみたら、小さな店のテーブルはすでに満杯。あきらめかけたら、「2人?」と指さされた先は、すでに messieurs が向かい合っているテーブル。「相席?まっ、いいか」と奥の席に入り、メニューを見ると、確かに値段も家庭的。隣のムッシューたちはさっそく2人の新顔 [...]