7区ボン・マルシェ近くに、創業1982年の100%ナチュラルな素材だけを使った自家製アイスの販売店がある。カフェやショコラといったオーソドックスなフレーバーももちろんおいしいのだが、特筆すべきは、オリジナルフレーバー。オリーブオイル&ドライトマトや、バジリコ・シトロンなど、夏の昼下がり、友人を招いてのアペロの機会などに試したい。
1玉3€、2玉4€、3玉5€と表示のあるテイクアウト用の窓口には、オーソドックスなフレーバーしかないので、オリジナルが試したい人は、ズンズンと店内へ入って、店内の冷凍庫を覗くこと。カップに入ったアイスが1人分の125ml入りから、1/2、3/4、1リットルと揃う。私が試したのは、Abricot-GingembreとCocktail d’Agrumesというソルベ2種。アンズのシャーベットは砂糖漬けのショウガがいいアクセントで、柑橘類のほうはフルーツの苦みとベルガモット、コアントローの香りのハーモニー。店はサロン・ド・テでもあるので、店内で食べることもできる。(里)
Le Bac a glace
Adresse : 109 rue du Bac, 75007 Paris , FranceTEL : 01.4548.8765
アクセス : M° Sèvre-Babylone
月~金 11h-19h、土11h-19h30。日休。 8月2日~25日まで夏期休業。