改装されて音響がぐんと良くなったSalle Pleyelで、2月はアントン・ブルックナーの交響曲を立て続けに聴くことができる! 16日(20h)は、80歳の名指揮者クルト・マズールの指揮、フランス国立管弦楽団の演奏で、第一楽章の開始のトレモロからブルックナーの雄大な世界が広がる第4番ほか。10e~85e。 17日(16h)は、バッハの声楽曲の指揮で知られるフィリップ・ヘルヴェッヘの指揮、シャンゼリゼ管弦楽団の演奏で、壮大なオーケストラのユニゾンで繰り返されるテーマが忘れられない第5番ほか。10e~60e。 22日(20h)は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のフランス放送管弦楽団の演奏で、人生への惜別が切々と歌われるアダージョで終わる第9番ほか。 10€~60€。 Salle Pleyel : 252 rue du Fbg St-Honoré 8e 01.4256.1313 M。Ternes |
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★★★ Laurent Viel 今年は、ジャック・ブレル没後30周年。TVやラジオの歌番組からはフレンチ・ポップス歌手、フロラン・パニーのがなりたてるブレル集がやたらと流れていて、眉をひそめるブレルのファンや関係者も少なくないだろう。そんなファンには、歌詞の内容を忠実に伝えながらギターとウクレレ演奏のみで歌うシャンソン歌手、ローラン・ヴィエルのユニークなブレル集がおすすめ。『ワルシャワの城壁』ではマダムになりきっての大熱演。ほか『涙』、『見果てぬ夢』、『懐かしき恋人たちの歌』など、偉大な歌手ブレルが、世界の人々に遺した名曲の数々をじっくり聴くことができます。(南) |
6日、20日、27日/20h30。 |