| ●スティーヴン・コヴァセヴィチ ベートーヴェンのピアノソナタ全曲録音が大絶賛されたスティーヴン・コヴァセヴィチが、ベートーヴェンの最後のソナタ3曲を演奏。絶対に聴き逃せない。 21日/20h。20€～90€。 Theatre du Chatelet : 1 place du Chatelet 1er 01.4028.2800 M。Chatelet |
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| ●エスパス・ジャポンが詩と即興で沸き立つ スティーブ・ダラシンスキーは1947年生まれ、NYのダウンタウンの詩人で、ジャズの前衛派とのコラボレーションを続けている。12日（20ｈ30）は、日本の詩人ユーコ・オートモも参加し、サックスの仲野麻紀、ドラムスのディディエ・ラセールらとパフォーマンス。 翌13日（19ｈ）は、ユーグ・ヴァンサンの優しく肉声に近いチェロのサウンド、仲野麻紀の冷たい炎が燃えるようなアルトサックス、佐藤真の抽象的でいながら呼吸感いっぱいのドラムスからなるトリオ。彼らの即興を聴いていると、たおやかな水の流れに身を任せているような気持ちよさ…。 いずれも9€/5€（会員）。 Espace Japon : 9 rue de la Fontaine au Roi 11e 01.4700.7747 M。Republique |
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| ★★★★Zoe ブロンドの髪に真紅のステージ衣装がよく似合う、ベルギー出身の新進女性歌手ゾエのファンテジストぶりが楽しい。同国の大先輩歌手、アニー・コルディに似た強烈な個性とセックスアピールを感じさせる彼女のステージが映画監督リュック・ベッソンの眼に止まり、監督自ら彼女のプロデューサーになって音楽の分野にまで関わることになった。昨年のヨーロペアン劇場では、ベル・カントからジャージーな歌まで、観客に熱いキッスを浴びせながら歌っていたのが印象的。今回の公演はキャバレーのスタイル。（南） 12日迄（日曜を除く）/20h30。 15€～10€。軽食付き30€。 Essaion : 6 rue Pierre au Lard 4e 01.4278.4642 M。Hotel de Ville |
 photo : Regis Guerin |
