6区にある〈アルカザール〉で、”Samourai & Demoiselle” と題して、日本のDJによるソワレやライブが、毎月1回行われている。レトロなポップミュージックから、まだリリースされてない最先端音楽までが楽しめる。 DJを担当するのはデイヴィーとシオジさんで、アルカザール、ホテルコストなどのCDレーベルの制作販売にもかかわっている。デイヴィーさんのCD “Smiling Machine” は日本でも発売される。シオジさんはRambling Recordsのパリ駐在員。アーティスト探しをするかたわら、パリのカフェバーやパーティーでDJもしている。 1990年まで生オーケストラ演奏つきのキャバレーとしてよく知られていた〈アルカザール〉。1998年にコンラン卿が投資し、現代感覚のブラッスリーとラウンジバーに生まれ変わった。ここで、毎週水曜から土曜まで、ファンキー、グルーヴ、カリフォルニア系、ラテンなどさまざまな音楽を楽しむことができる。 次回、4月12日の水曜日(22h30)の “Samourai & Demoiselle” には、Romanesqueのライブと日本からのDJがゲスト出演する予定。(尚)
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La Mezzanine de l’Alcazar(正面入り口を入り、左の階段を上った中2階) : 62 rue Mazarine 6e 01.5310.1999 詳細はwww.alcazar.frのmusique menu を参照。 |
●カメラータ・シュルツ フルートのヴォルフガング・シュルツとハープ界の逸材として注目されている吉野直子が、ウィーン・フィルのメンバーからなる室内管弦楽団と共演する。曲目は…もちろん今年がちょうど生誕250年にあたるモーツァルト。フルート協奏曲2曲と、繊細で優雅なフルートとハープのための協奏曲。 4月2日/20h。5~59euros。 Theatre des Champs-Elysees:15 av.Montaigne 8e 01.4952.5050 M。Alma-Marceau
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●フィロメーナ・モレッティ イタリアのギタリスト、フィロメーナ・モレッティは、バッハの作品を集めたアルバムで日本でも注目されたが、今回はターレガの『アルハンブラの思い出』の他、バッハ、ファリャ、アルベニスの名曲を演奏する。 4月1日/17h。16e。 Les Abbesses : 31 rue des Abbesses 18e 01.4274.2277 M。Abbesses
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●後藤リコ、仲野麻紀デュオ 日本で夏に発売が予定されているアルバムを録音したばかりで、音楽心が燃えているアルトサックスの仲野麻紀とピアノの後藤リコのデュオ。知的なクールさに溢れながらも、優しくあたたかいジャズが聴かれます。 4月4日/20h。16e。 Sunside : 60 rue des Lombards 1er 01.4026.2125 M。Chatelet |
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