カール大帝を長生きさせた温泉水 アーヘンは紀元前の昔からリュウマチに効果がある温泉水で名高い。町の目抜き通りにある神殿風の建物Elisenbrunnenでは、市民自慢の温泉水が試飲できる。だが手にすくって飲むと…「熱い!まずい!」。腐った卵を溶かしたような匂いがつんとくるので、正直言って飲むのは勇気が必要。だがこの温泉水のおかげで、カール大帝は当時にしては大変な長寿(72歳で没)に恵まれたという。市内には最新設備を誇る温泉Carolus Thermen Bad Aachenがある。ここは色々なテーマの温泉やサウナの部屋が充実しており、さながら温泉のテーマパークともいうべき遊戯的な面がある。サウナの部屋では水着着用不可だが、ドイツというお国柄かみな裸でも健康的な雰囲気。
クニャッと柔らかい名物菓子Printen プリンテンはアニスなどの香辛料の味がするアーヘンの名物菓子。チョコでつやつやにおめかししたもの、ナッツをちょこんとお腹に乗せたものなど、どれもとても可愛らしい。外見はクッキーを思わせるが食べるとクニャッと柔らかい。カフェでゆっくり試食をしたければ、町で最も歴史のあるカフェVan den daeleがリラックスできておすすめ。