Pernety駅界隈(14区) N° 563 2005-04-01 商店街をくまなく歩いて フランスで生活する幸せを実感。 rue des Thermopyles 夏になると方々でバラや時計草の花が咲き乱れ、 こんなところに住みたいなと思う小道。外猫によく出会える。 ペルネティ駅(13号線)の名の由来は、駅の出入り口すぐ手前の通りから。通りの方は、陸軍少将ジョゼフ=マリー・ドペルネティ子爵所有の土地を横切っていたこの通りに彼の没後12年の1868年にその名が付けられた。 駅前はレイモン・ロスラン通りに長く連なる商店街。ここと、平行に走っているウエスト通りと合わせると、実にさまざまな商店が建ち並びにぎやかだ。パン屋や八百屋に混じって、馬肉や、ビールなど専門的な商店もあるのが面白い。 地下鉄駅入り口は、建物の地階部分という珍しい構造。 馬肉屋さんも健在だ。 この辺りを散歩するなら、テルモピル通りやボワイエ・バレ通りなどの横道がいい。凝ったデザインの一戸建てがあったり、アトリエ建築があったり、猫が出てきて足にまとわりついてきたり、壁にミスティックのポショワールを見つけたりと、楽しい発見があるものだ。 impasse Florimond かつてブラッサンスが住んでいたという建物には記念プレートが。 place de Seoul いきなり近未来の世界へ放り込まれた錯覚に陥るリカルド・ボーフィルの建築。 アメリカの娯楽大作よりアジアやヨーロッパの佳作映画を上映するアントルポという映画館は、討論会などもよく企画されていて、映画好きなら足を運びたいところのひとつ。ライブは、アントルポでも行われているが、シャンソンファンはマジックへ。音楽よりも写真芸術なら、しばしば話題のある写真を開催しているカルチエ=ブレッソン写真美術館へ足を運ぶのもおすすめだ。(月) L’Entrepot 映画館だけでなく、中庭のレストランにも定評あり。 on aime musee ●Fondation Henri Cartier-Bresson 1 13h-18h30、土11h-18h45、水13h-20h30。月火祝休。 4€(水18h30以降無料) 2 impasse Lebouis 01.5680.2700 カルチエ=ブレッソン写真美術館。 cinema-cafe concert ●l’Entrepot 2 レストランやバー、ライブありの映画館。 7-9 rue Francis-de-Pressens 01.4540.0750 www.lentrepot.fr ●Magique 3 家族的な雰囲気のシャンソニエ。 42 rue de Gergovie 01.4542.2610 boulangerie ●La Fournee d’Augustine 8 2004年パリ1に輝いたバゲット。日休。 96 rue Raymond Losserand 01.4543 4245 restaurants ●Chez Joss(イタリアン) 4 牛肉の石焼きグリル12€。月昼日休。 39 rue de Gergovie 01.4542.2393 ●Aquarius(ベジタリアン) 5 フルコースが昼11€、夜15€。土日休。 40 rue de Gergovie 01.4541.3688 ●N’zadette M’foua(コンゴ料理) 6 19h-0h。無休。 152 rue de Ch液eau 01.4322.0016 ●Ciel et sable(和風サロンドテ) 7 日本の家庭料理や、和風小物の販売も。土昼日休。 56 rue de la Sabliere 01.4542.6829 「幸しい」と書いてし・あ・わ・せと読む??? boutiques ●Bootlegger(ビール専門店)9 火ー土10h30-13h/16h-20h30。日月休。 82 rue de l’Ouest 01.4327.9402 Bootlegger 世界中のビール大集合。 ●El Blerzo(スペイン食品)10 29 rue de l’ouest 01.4320.4152 hotel ●Hotel Apollon montparnasse ★★ 11 S:77E、W:79E~。 91 rue de l’Ouest 01.4395.6200 F:01.4395.6210 Share on : Recommandé:おすすめ記事 電子タバコの普及にも ひと役かっている。 故郷アルジェリアにちょっと似ている。 「多様で多彩」な地区。 本物のショコラに導かれて。 肉体と精神のコントロールは自転車で。 コミュニティの連帯感。