〈仕事ぶり拝見〉第6弾は、分刻みで学校の中を走り回っている小学校教員、マチルドさん。
拘束されている時間は長いが、子供たちと過ごす時間を有意義なものと考えながら、時にはきびしく、時にはやさしく、子供たちを見守る。そんな真摯な姿には、子供たちとの信頼関係がうかがえる。地域、家庭と密接な関わりを保ちながら、子供たちが最善の状況で学ぶことができるようにと、彼女は願う。
「知ること、学ぶことによって、自由になる」大切さを、日々子供たちに教え、そして自らも彼らからいろいろと教わっているという謙虚な姿勢の、マチルドさんの仕事ぶりを追ってみた。
構成・文・写真:仲野麻紀