フランス最高の演劇賞モリエール賞受賞ピーター・ブルックの「魔笛」がいよいよ来日!
英国の演出家・ピーター・ブルックが長年にわたり芸術監督をつとめる、パリ10区にあるブッフ・デュ・ノール劇場で2010年11月に初演された「魔笛」は、その年のモリエール賞最優秀作品賞を受賞した。最小限の装置と小道具、俳優たちの言葉と肉体によって、「なにもない空間」から、数々の豊穣な演劇世界を創造してきたブルックは、1台のピアノ、7人の歌手、2人の俳優によって、全く新しいモーツァルトの「魔笛」を生み出した。
現在世界24カ国を巡演中の舞台が、いよいよ日本にもやってくる。上演は彩の国さいたま芸術劇場、北九州芸術劇場、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールの3ヶ所。18世紀クラシック音楽の巨匠モーツァルトと、20世紀の演劇界の巨匠ピーター・ブルックが、21世紀に邂逅(かいこう)して生まれた、奇跡とも思える舞台である。この時、この場所でしか見られない世界的な話題作を見逃してはならない。
2012年3月22日(木)〜25日(日)
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
3月31日(土)〜4月1日(日)
北九州芸術劇場 中劇場
4月7日(土)〜8日(日)
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール