59ℓ
1年間のワインの量。
2011年、15歳以上のフランス人が一年に飲むワイン量。1日一人約160cc(小さめのグラスで2杯)。ワインを飲まない人も含めての平均だからやはりワイン国。毎日飲んでいる人は11%、全然飲まない人は15%。(INSEE調べ)ちなみに1961年には1年に一人174リットル!平均して1日約476cc! 「量は少なめに、質のよいワインを」が最近の傾向だ。
26.5g
1日の魚の摂取量。
フランス人成人の一日の魚の摂取量は26.5グラム。一週間に1回、魚の切り身を食べたら達っする量だ。子供は18.3グラム。これは金曜日の給食の魚のおかげ。日本人は一日155グラムでフランス人の約6倍の量を食べている。世界一はマルディブで381グラム!
0.2%
2013年の経済成長率。
2013年の経済成長率は、危ういところでプラスになって0.2%。2014年は0.7%が予測されている。(INSEE調べ)日本は好調に2.9%。
1200万人
大麻の常習者。
2010年を例にとると、ハシシ、マリファナなどの形で大麻を定期的に摂取しているフランス人は120万人。毎日摂取している人は55万人。1年に数回という人は380万人。
34分
片道の平均通勤時間。
パリで働いている人の片道の通勤時間は平均34分。地方に住む人は、通勤距離はほとんど同じだが19分。パリ市に住む人と郊外に住む人の通勤時間は、通勤距離は6.6km、14.6kmと異なってもかかる時間は33分、36分と大差なし。(INSEE調べ)東京で働く人の通勤時間は、大きな不動産会社が最近行った調査によれば、片道55分〜62分。試してみた人はなんと1340万人。(INPES調べ)
330万人
失業者数。
オランド大統領は、2013年末までに失業者数を減少させる方向に持って行きたいと公約していたが、12月も失業者が増えて、330万3200人に達した。失業率は10.5%。日本の失業率は3.7%。
75km
自転車、1年の走行距離。
フランスの自転車人口は2100万人で、その45%は週に1度は乗っている。1年間の各人の平均走行距離は約75km。デンマークやオランダでは900km、ベルギーやドイツでは300kmとまだまだ差がある。フランス全国の自転車専用路は2万kmに近づいている。
2708€
民間企業の平均月収。
2009年の民間企業で働く人の平均月収は2708€で、手取りは2042€。これには会社幹部の収入も含まれている。非管理職の一般のサラリーマンは手取り1481€。男女の給料格差は年々縮まっているとはいえ、男性サラリーマンの平均が1578€に対し女性は1442€と、約9%少ない。(INSEE調べ)
1430€
最低賃金SMIC。
2013年1月の最低賃金SMICは週35時間労働で1430.22€。手取り1120.43€。時給は手取り7.39€。SMICで働いている人は約310万人。2014年1月にSMICは、インフレ率にスライドされ1.1%引き上げられて1445.38€になった。
14万人
ホームレス。
〈ピエール神父基金〉の報告によると、350万人が、住むところがないか住宅難に苦しんでいるという。そのうち、14万1500人がホームレス。3万8000人がホテルに仮住まい。41万1000人が親戚とか友人の住居に住まわせてもらっている。