江戸あやつり人形座、アルトー最後の1日を描く
言葉の呪術性、生と分かちがたく結びついた始原の演劇を標榜(ひょうぼう)した「残酷演劇」理論によって、今もなお現在の演劇やパフォーミング・アートのあらゆる領域に影響を、大きな足跡を印すアントナン・アルトー(1896-1948)。詩人、演出家、俳優として活動しながら、第二次世界大戦によって決定的となったヨーロッパの没落をその身に体現し、精神病院に8年もの間収監され、退院した翌年に死去したアルトー。その最後の1日を糸あやつり人形と俳優とで描こうとする新作が初演される。原作脚本:鈴木創士、脚色・構成・演出:芥正彦、人形演出:結城一糸、ほか総勢二十数名が、20世紀の巨人アルトーに果敢に挑む。
日時:2011年9月1日〜5日
場所:赤坂レッドシアター
入場料:当日¥4500- 前売¥4000
問い合わせ:090-3247-4937
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