フランスの教育の三つの柱。
マチルドさんによると、フランスでの教育には三つの柱があるという。
1)国民として教育を受けること。2)知識を増やすことが「自由」につながる。3)批判精神を養うこと。いみじくもこの三つのフレーズは、教育省が掲げるそれでもある。
CAP(certificat d’aptitude pédagogique 初等教員免状)、BEP(brevet d’études professionelles 職業教育免状)を取得し、実践を重ねキャリアを積む。そして資格を取った後も、教育委員会から教員に成績が付けられ、それは配属場所を左右する。物価の違いから、パリ市内で教える教員は若干給料が高い。希望の学校で教えること、それは住居を探すようなものですね、とマチルドさん。