●メッス・ポンピドゥ・センター開館
ポンピドゥ・センター分館がオープン。建築は国際コンクールで選ばれた坂茂氏とジャン・ド・ガスティーヌの設計。坂氏によれば空中にのびる曲線は竹製の中国笠に発想。5000m2におよぶ空間の天井をおおう、グラスファイバーとテフロン製の8000m2の幕が夜の照明で半透明に映える。作品はポンピドゥ・センターの所蔵作品6万5千点の中から780点を選び展示。開館記念展〈Chefs-d’œuvre 傑作〉は10月25日迄(火休)。月水 11h-18h/木金11h-20h/土10h-20h/日10h-18h。入場料7€(26歳未満無料)。www.centrepompidou-metz.fr
1 Parvis des Droits de l’Homme, Metz
03.8715.3939
●〈ランボーマニア〉展
現代若者のイコンといえば、ランボー(1854-91)とチェ・ゲバラでは。詩人の肉筆の詩を始め、ピカソやコクトー、ジャコメッティ、レジェ、エルンスト他の絵画や版画、初版ランボー詩集、世界中で出版された詩集(日本語版は鈴木和成訳・思潮社)、ランボーを歌ったレオ・フェレ、モンタン他のレコードのジャケット、ミュージカル『地獄の季節』やヴェルレーヌとの劇的な関係を描いた映画『Total Eclipse太陽と月に背いて』の写真・ポスター、Tシャツやバッジ、ピンズなどランボーグッズも含めランボー永遠のイメージを展開。8月1日迄(13h-19h月休)。4€/2€。
Galerie des bibliothèques :
22 rue Malher 4e
●フェット・ド・ラ・ミュージック
6月21日は誰もが何処でもミュージシャンになれる日。美術館や文化センター、公園、街角でもプロ・アマが演奏。
■地下鉄構内のミュージシャン
パリの地下鉄構内で演奏しているミュージシャンは約300人、4月と9月に行われるオーディションには2、3000人がおしかけるそう。認可基準は技能と個性を重視。認可証は6カ月有効だが、CDなどの販売はできない。また車両内で演奏するミュージシャンはモグリ。
次回のオーディションへの参加希望者は、
01.5877.4074に連絡し申し込む。