●Anne-Sophie Mutter
アンネ=ゾフィ・ムターは47歳だが、カラヤンに招かれベルリン・フィルと共演して天才バイオリニストと騒がれたのが13歳の時だから、30年以上のキャリアということになる。得意は、そのつややかな音を生かしたメンデルスゾーンなど19世紀の協奏曲だが、室内楽の演奏にも力を入れている。今回は、一緒にモーツァルトやベートーヴェンのソナタのアルバムを出しているピアニストのランバート・オーキスと共演する。プログラムの目玉は、幅広い表現力を必要とするブラームスのバイオリンソナタ第3番だろう。他にはメンデルスゾーンやドビュッシーのソナタ。(真)
24日/20h。10-85€。
Salle Pleyel : 252 rue du Fbg St-Honoré 8e
01.4256.1313 M° Ternes