フランスに住むようになって、化粧しなくなったり、ストッキングを履かなくなったりと、フランス流の自由を謳歌している日本人女性は多い。そこで、どうだろうと思ったのが夏の海岸でのトップレス。フランスにやってきたばかりのころは、こちらの女性の多くが抵抗なくトップレスになっているのに驚いたものだ。彼女らにとって、肩や背中などに水着の日焼け跡があるのはみっともないこと。美しく日焼けすることは、デコルテや背中がぐっと空いたドレスをエレガントに着こなすための身だしなみなのだ。
今回のアンケート* の質問は、女性のみが対象。「夏、海辺などで水着の跡をつけないで日焼けするためにトップレスで日光浴することがある」かどうか。滞在の長い人などはトップレス人口も相当いるのではと予想したが、さすがにこればかりは抵抗がある人が多く、あると答えた人は17.1%で、ないと答えた人は82.9%と大半。
あると答えた人のコメントとしては、「最初は迷ったが、やってしまえば開放感があってよいと思った」「人がいなければ」「水着の跡をつけないためではなく、そのほうが気持ちがよいから」「基本的にビーチではトップレスです」「以前、ヴァンデ地方のナチュラリストの多い小さな海岸によく行っていたので、私も裸に。でも年齢的にもうやらない」「トップレス海岸なら、うつぶせでブラを外すことも」
ないと答えた人のコメントとしては、「抵抗ありすぎてできません」「もう少し若かったらしたかも」「そこまでする日本人いるんですかね」「うつぶせならOK。誰もいない海辺だったら素っ裸になりたいけど」「イタリアに住んでいたころは真っ黒に日焼けしていましたが、トップレスは無理」「恥ずかしいから。でも真っ裸で泳いだことはある」。その他、トップレスうんぬんよりも、日焼けしたくない、海に行かない、水着にならない、という人が意外に多かった。(里)
*2008年4月 OVNI 編集部調べ。