プチット・フランス。
ノートルダム大聖堂。
ライン川をまたいでフランスとドイツを結ぶ歩道橋。
欧州議会。TGV Estが2007年6月9日に開通して、パリからストラスブールまでが4時間20分から2時間20分へと短縮され、一泊二日でもストラスブールを十分に楽しめるようになった。
ストラスブールはいろんな顔を持っている。ユネスコの世界遺産に指定された、大聖堂やロアン宮、プチット・フランスなどがあるイル川に囲まれた旧市街を観光するのもいい。ライン川でドイツと接し、欧州議会や欧州評議会のある国際的な顔を発見するのも興味深い。音楽や演劇のコンセルヴァトワール、美術学校、大学などに通う若者たちと触れ合うのも面白い。シュークルート、フォワグラ、白ワインなどアルザスの味三昧に徹するのも悪くない。天気がよかったら自転車を借りてライン川岸をサイクリングというのもおすすめだ。
無理をせず、それぞれの好みに合った旅を楽しみましょう。(真)
文・写真:田中里絵、リリ、佐藤真