構成・写真・文 : 林 瑞絵 / 協力: 木村ひろみ
映画の名門校FEMISを訪問。
世界で一番有名な映画学校FEMISに足を踏み入れた。真剣な眼差しでカメラをのぞく人、器用な手先で編集作業をする人、先生の指導を受けセットを組み立てる人。朝から晩まで、いや夜中まで、絶えまなく光と影の物語を紡ぎ続ける学生たち。こちらにまで彼らの静かな熱気が伝わってくる。ここは映画工場そのものだ。
未来の映画人たちとの出会いの後、のんびりパリの町を歩いてみると、あの道に、あの建物に、映画の記憶が隅々まで溢れていることにあらためて気がついた。そうだ、パリは町そのものが映画の工場みたいなものだったっけ。
パリは映画が大好き。オヴニーも映画が大好き。というわけで今回のオヴニーは映画特集です。(瑞)
みんなでカメラのレールを組み立てます。
16ミリフィルムの編集はさながら職人芸です。
学校内のスタジオで大道具作り。
カメラの向こうには何が見えるのかな?