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シャトレ劇場の”Les midis musicaux”は12h45開演で、45分間にわたって期待の新人やすでに著名な音楽家の演奏に接することができる。お昼休みをうまくやりくりして出かけたい。1月後半のプログラムでは、素晴らしいチェロ奏者クリストフ・クワンが指揮するリモージュ・バロック・アンサンブルの演奏がおすすめ。24日はバッハの名曲集、26日はヴィヴァルディやクープラン、28日はバッハの息子たち。オリジナル楽器による渋い響きが美しい。それに一律55Fという入場料もうれしい。 ＊Theatre du Chatelet : 1 place du Chatelet 1er 予約、問い合わせは01.4028.2840 ●プラジャーク弦楽四重奏団 チェコの弦楽四重奏団プラジャークは、ヴィオラ、チェロの中低音部が傑出していることもあり、その寸分の隙もないアンサンブルから生まれる緊張感に満ちた抒情は、ちょっと比類がない。今回のプログラムは、ハイドンの作品76の3番「皇帝」、ベルクの作品3、それにヤナーチェクの胸をかきむしられるような名曲「内緒の手紙」。 30日/11h 120F/60F (26歳未満と失業者) 当日売りのみで10時より発売 やはりTheatre du Chateletで ●キューン、ロックウッド・デュオ  鋭い切れ味のタッチを生かしながらよく流れるピアノを弾くヨアヒム・キューンは、オーネット・コールマンと共演したり、ベースのJ.F.ジェニー・クラーク (惜しくも最近亡くなった)、ドラムスのダニエル・ユメールとトリオを組んで活躍してきたが、今回は、ジャズ・ヴァイオリンの名手ディディエ・ロックウッドと共演。息の合った歌心いっぱいの即興プレイが楽しみだ。27日/20h30 95F ＊Theatre de la Ville : 2 place du Chatelet 4e 01.4274.2277 |
