20年間サーカス学校を経営するかたわら、アクロバットやマジシャンとして活躍していたドゥラビ氏にとって、船上で好きな音楽や演劇を企画し、アーティストに囲まれて生活するのは最高のもの。「24時間働いても気にならない」そうだ。 催しは2部に分かれ、20時からの演劇と22時からのコンサートがほぼ毎日行われている。この船の舞台は可動式でユニークだ。演劇の時には、床が下がり階段式座席ができ、船底がステージとなる。コンサートの時には、ガラス張りの窓からセーヌの眺めが楽しめるライブハウスに。夏場は甲板のテラスがレストランになるが、秋以降は飲み物とキッシュやタルトのみになる。コンサートは40F+飲み物 (ビール・ワイン25F)で、演劇は50F~100F。 (尚) 11月の予定は、ラテンジャズ (5日)、ギリシャ音楽 (8日)、シャンソン (11、12日)、カリビアンジャズ (14日)。7日の17時半から、日本の鼓・太鼓奏者とアフリカ・アラブの打楽器奏者の共演がある。 |