Ingar Krauss : Le temps suspendu Une rétrospective 2013-05-31 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 ゲーテ・インスティテュートのクラウスの写真展は、人物が中心。思春期の子どもの写真はダイアン・アーバスの作品を想起させるが、アーバスの被写体のように外見が他者と著しく異なっているわけではない。普通の子どもの心にためられた複雑な思いが開かれない扉のようにあり、そこから尋常を超えた濃 [...]
極右歴史家、ノートルダム大聖堂で自殺 2013-05-30 フランスの出来事 0 5月21日16時頃、極右思想で知られる歴史家ドミニク・ヴェネール氏(78)がノートルダム大聖堂の中でピストル自殺し、観光客は一時退去させられた。同氏は遺書で、「われわれ(フランス)国民を乗っ取ろうとする犯罪に対して抗議する」と移民に対する反感を露(あらわ)にしている。同氏はアル [...]
「監督の若返り化」が際立った第66回カンヌ映画祭から中間報告。 2013-05-30 イベント 0映画 傘売りのおじさんで溢れた昨年に続き、今年も天候には恵まれなかったカンヌ映画祭。先輩ライターの言葉を信じれば、こんな悪天候は昨年をのぞけば1986年以来。だが悪天候でも、華やかさを忘れないのがカンヌである。今年の審査委員長は「カンヌと同じ66歳」のスティーブン・スピ [...]
メディアトール事件の裁判スタート 2013-05-30 フランスの出来事 0 製薬セルヴィエ社が糖尿病薬メディアトールの効用を偽って販売したとされる事件の裁判がナンテール軽罪裁判所で5月21日に始まった。ジャック・セルヴィエ会長(91)ら同社幹部5人を被告とする裁判は6月14日まで続く。メディアトールは糖尿病薬として1976年から販売されたが食欲減退薬と [...]
同性婚法、施行される 2013-05-30 フランスの出来事 0 同性の結婚と養子縁組を可能にする法律が5月17日の憲法評議会の合憲判断を受け、18日に正式に施行された。ただし、憲法評議会は、同法はすべての同性婚カップルに子どもを持つ権利を与えるのではなく、養子縁組の際は子どもの利益が最優先されるとの条件を付けた。一方、同性婚反対派は予定通り [...]
大学の英語での講義拡大条項、可決 2013-05-30 フランスの出来事 0 国民議会は5月23日、高等教育機関における外国語での講義を拡大する条項(高等教育関連法案第2条)を可決した。この条項はフランス語による講義が原則である大学など高等教育機関において、とくに英語など外国語による講義を許可する例外措置を拡大するもの。外国の大学との提携や欧州連合の資金 [...]
Collection Rodolphe Stadler 2013-05-30 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0 1955年にパリのセーヌ通りに画廊を開いたロドルフ・スタットラー(1927-2009)のコレクションを、クリスティーズが6月4、5日にオークションにかけるが、それに先立つ内覧会。日本の前衛芸術運動「具体」の白髪一雄、ジャン・デュビュフェ、アントニオ・サウラなど、現代美術の著名作 [...]
陶磁器見本市〈PORCELAIEA〉 2013-05-29 イベント・文化情報 0 世界20カ国の著名絵付け師200人による陶磁器・ガラス作品見本市で、英国が特別招待国。オブジェ・食器類の他、アクセサリー類。クリエイターによる絵付けのデモンストレーション他。5月31日〜6月2日(9h30-18h30)。入場料10€。 Espace Champerr [...]
フランスの中高生の聴く音楽。 2013-05-24 こども・学校生活 0連載コラム 中4の次男が携帯電話を手に入れて以来、暇さえあればイヤフォンを携帯に接続していることは前に書いた。音楽を聴いていることが多いというので、どんな音楽を聴いているのかたずねてみた。 まずは英米のロック。親の私にも馴染み深いビートルズやローリング・ストーンズから、もっと新しいレッド [...]
デュマ、食の物語 2 2013-05-23 ノルマンディーの作家と食 他 0 アレクサンドル・デュマの父にあたるトマは、フランスの貴族と植民地の黒人女性の間に生まれた混血児だった。デュマはこの父を英雄視して、そのりりしい容姿や驚くべき身体能力について得意げに紹介している。そんな父の血を受け継いだデュマも、運動神経が抜群。4歳の時に父親とは死別したものの、 [...]