Gilles Noussenbaum 一般医 13区は大きく変貌。 2005-10-01 パリの出来事 0インタビュー イタリー広場を南に数分、ショワジー大通りに診療所を構える町医者のジルさんは、 生まれも育ちも生粋の13区民。ヨーロッパ最大規模のチャイナタウンを誇る、活気溢れるこの街は、数十年の間に大きな変貌を遂げた。昔は「ジャン=ピエール・メルヴィルの描く暗黒街の世界、そのままだったんだ」と [...]
未来のヨーロッパ人 Carina Schaefer 2005-09-01 パリの出来事 0インタビュー ケルンとフランクフルトの間にあるジーゲンという町の出身、美術史家カリーナ・シェーファーさんは1993年からフランスに住んでいる。ほかの国を見てみたいという好奇心が強かった彼女は、高校卒業後外国の大学に進学希望。ヴィシーにフランス人の友人がいたこともあり、留学先は親しみのあるフラン [...]
山下哲也 〈フロール〉のギャルソン 「デプレ界隈は聖域」 2005-08-01 パリの日本人 0インタビュー サルトル、ボーヴォワールからカール・ラガーフェルドに至るまで、数多くの著名人に愛されてきた、世界で最も由緒あるカフェの一つ、カフェ・ド・フロール。 今年4月から、20人のレギュラー・ギャルソンの一人として店に立つ山下哲也さんは、フロ−ル創業145年目にして、フランス人以外の初め [...]
Patrizia Lippi 主婦 「魅力的な袋小路…」 2005-07-01 パリの出来事 0インタビュー ミラノ出身のパトリツィアさんは、ミカエル(4歳半)とリディア(2歳)の2児の母。BNPパリバ銀行に籍を置きながら、現在は3年間の育児休暇の真っ只中。「一人目を産んだ後はすぐに仕事を再開したけど、今回は子供の成長を間近で見たくなったの」。幼い子供を持つ親として、パリで最も気に入って [...]
Cédric Balandreau 不動産仲介業 「空間を広げる」夢。 2005-06-01 パリの出来事 0インタビュー 17区はヴィリエ駅から目と鼻の先に事務所を構えるセドリックさん。ジャック・オディアール監督の『De battre mon cマur s’est arr腎氏xで見る不動産業界には、胡散臭い匂いがつきまとうが、セドリックさんにそんな影はみじんもない。 「住居を決める時は [...]
Stephane Herbelin 画家・彫刻家 私はパリの養子。 2005-05-01 パリの出来事 0インタビュー モンパルナス界隈の大きな敷地に、アトリエ兼自宅を構えるステファンヌさん。62年、アルジェリアの独立を機に、パリに一家で引き揚げてきたのは15歳の春だった。「あのころは漠然とモンマルトルやモンパルナスなど、多くの画家を魅了した地区に憧れていたけど、自分がここに落ち着くとは思いもし [...]
Jean-Marc Toussaint テーマパーク設計者 2005-04-01 パリの出来事 0インタビュー ジャン=マルクさんが子供時代を過ごしたピガールのクリシー大通りには、毎年ノエルのころに仮設の遊戯場が並んだ。メリーゴーランドの片隅から「ゲッゲッ」と笑うお化けの声が、今でも耳から離れない。グレヴァンろう人形館に出かけるのが楽しみ。古い装飾や古城の図鑑を眺めだすと、つい夢中になって [...]
Olympe Versini 9区の女性シェフ 2005-03-01 パリの出来事 0インタビュー この号の10ページ “Balade” で取り上げられているサン・ジョルジュ界隈は、パリの中でも最もロマンチックな地区として〈ヌーヴェル・アテネ〉と呼ばれてきた。ジョルジュ・サンドで有名なロマン派美術館や、ロートレックが晩年を過ごしたフロショ大通りがあり、 [...]
Isabelle Chelley ロック専門ジャーナリスト パリの街並みで十分。 2005-02-01 パリの出来事 0インタビュー イザベルさんの平日は、新譜の視聴に始まって、編集者との打合せ、取材や記事の執筆、そして夜には決まってコンサートへ繰り出す、という音楽漬けの日々。空き時間は、バスチーユ界隈の小道へ、掘り出し物のCDを探しに出かける。 座右の銘は〈オリジナルであること〉。ちょっぴり風変わりでユニー [...]
Max Touzi 7区のカフェのオーナー。 2004-12-01 パリの出来事 0インタビュー マックスの朝は早い。6時には挽きたてのコーヒー豆の香りが店に漂う。パリ7区、サン・ドミニク通りに店をもって7年。その前は、従業員12人の大きめのブラッスリーで、家族とともに働いていた。16区の自宅から毎日車で通う。 9時を回ったころ。76歳になるミシュリーヌがやってきた。毎日決 [...]