新著紹介『黒人と白人の世界史 ― 人種はいかにつくられてきたか』 2022-01-06 本 0 2020年5月の米テキサス州のジョージ・フロイド事件をきっかけに、ブラック・ライブズ・マター(BLM)運動が全米に広がり、世界各地に飛び火したとき、私はなぜ人種差別が21世紀になってもなくならないのか、そもそも人種差別はどのようにして生まれたのかと考えていた。ちょうどそのとき、 [...]
2022年1月1日から変わったこと。最低賃金、環境、郵便料金ほか。 2022-01-04 フランスの出来事 0 ▶︎最低賃金 0.9%上昇1.589.47€/月から、1603.12€(額面)に。手取りは1 269€。(物価上昇に合わせ、昨年10月にも例外的に2.2%上昇) ▶︎住宅税2023年の完全な廃止へ向け、徐々に地区ごとに廃止されている住宅税。まだ廃止されていない場所においては、65 [...]
原子力は本当に「気候を救う」のか? 2022-01-03 ニュース経済 0 気候変動による災害が世界各地で頻発し、温暖化問題に対する市民とメディアの関心が高まる中、フランスでは「原子力は温暖化対策に不可欠なクリーンエネルギー」とする原子力推進派の攻勢が激しくなっている。 マクロン政権は2020年にフランスで稼働している最古の原発フェッセンナイム原発2 [...]
年末、日帰りで楽しめる「異国」リール 2021-12-29 パリから行ける街 0リール 連日伝えられるオミクロン株感染拡大のニュースは気になるが、まだ冬休みは終わっていないから何かしたい。今さらホテルの予約もわずらわしいし、そんな予算はもう残っていないし、遠出もできないから、手頃に身軽に「dépaysé(e)(気分転換)」したいと考え、そして思いついた。 リールで [...]
ニューカレドニア、独立ならず。 2021-12-29 フランスの出来事 0 ニューカレドニア住民投票、独立反対派勝利後の交渉は難航必須。 1998年のヌメア協定に基づく、第3回目かつ最後のニューカレドニア(仏名ヌーヴェル・カレドニー)の独立の是非を問う住民投票が12月12日に実施された。独立反対が96.5%を占め、マクロン大統領は、「今夜、フランスは [...]
2022年の元旦、ミッコ・フランク指揮「第九」を聴きに行く。 2021-12-28 コンサート 0パリ16区 Mikko Franck : Beethoven Symphonie N°9 ベートーヴェンの交響曲9番は「合唱付き」として知られているが、第4楽章の「歓喜の歌」の旋律は、1971年に、統一された欧州連合をたたえる「欧州の歌」となり、機会あるごとに耳にする。このアレンジをまかさ [...]
コロナ :「ワクチンパス」導入。テレワーク義務。12/31は外出禁止なし。大イベント人数限ほか。 2021-12-27 フランスの出来事 0covid-19 コロナ新型ウイルス感染者数の記録的な増加(新規感染者が1日平均で7万人超)を受け、カステックス首相とヴェラン保健相は今日、会見を行い、新たな措置を発表した。 「ワクチンパス」導入へ受けての動き 政府は1月15日から「ワクチンパス」*を導入することを目標に、方的な枠組みを今週に [...]
連載 : Made in France – Concept1900の回転木馬 2021-12-17 MADE IN FRANCE 0連載コラム レトロな音楽にのって駆ける木馬にまたがる子どもたちの高揚した笑顔。フランスでは、回転木馬 (carrousel)は広場や公園に常設またはクリスマスシーズンに設置されたり、移動式遊園地にあったりして、フランス人なら子どもの頃に一度は乗ったことがあるだろう。パリ市庁舎前に毎年12月 [...]
ブリーヴ・ラ・ガイヤルド、おいしいもの探し。 2021-12-15 パリから行ける街 0特集記事 フランス南西部の町、ブリーヴ・ラ・ガイヤルドでは、毎年11月に書籍市が開かれる。フランスでも屈指の書籍市で、今年も、ゴンクール賞を受賞したばかりのモハメド・ムブガル・サールほか、著名な作家たちが特別に運行される列車に乗り込んでパリを出た。発車すると車内では、リキュールに始まり、 [...]
ホロホロチョウのシードル風味、クリも加えてノエルの食卓へ! 2021-12-15 肉料理 0連載コラム Pintade au cidre ノエルというと、野鳥のキジ、シャポンという大きく太った去勢鶏、シチメンチョウなどをローストし、クリを付け合わせる一品が食卓を飾る。少人数なら、飼育でもまだどこか野生の風味が残っているホロホロチョウがいい。農家産 〈fermier〉、あるいは 〈 [...]