予備兵確保に企業の協力 2024-05-04 ニュース 0 4/17ルコルニュ軍事相はパリ郊外ギュイヤンクールでルノー社と予備兵に関する協約を交わした。不安定な国際情勢のなか、マクロン大統領は4.1万人の登録予備兵を2030年までに8万人に増やしたい考え。現在、予備兵は職場に内緒で週末や休暇を利用して年間30日程度の訓練をする人が多いが、 [...]
左派LFI議員ら、テロ擁護で事情聴取。政治問題を司法で解決? 2024-05-03 ニュース・社会問題フランスを知る 0 国民議会の「服従しないフランス」党(LFI)会派会長のマチルド・パノ議員と欧州議会選挙のLFI候補で法律家リマ・ハッサン氏が4月30日、昨年10月7日のハマスのイスラエル攻撃に関して「テロ擁護」の疑いで警察から事情聴取を受けた。一方、一部の大学ではイスラエルのガザ攻撃の即時停止 [...]
EU移民協定案、議会可決 2024-05-03 ニュース 0 4/10EU移民難民協定案が欧州議会で可決された。今後、各加盟国で承認されれば、2026年に適用開始となる予定。協定案には、EUの境界にある国が難民資格有無の判断と送還を迅速化し、他の国は難民受入れか、金銭的・人員・物的支援を選んで協力する、移民・難民の出身国や通過国(モロッコや [...]
気候変動の無策は人権侵害 2024-05-02 ニュース 0 4/9欧州人権裁判所は、スイス政府が気候変動対策を十分にとらず国民の生活や健康を脅したことは欧州人権条約違反との判決を下した。訴えを起こしたのは同国の女性約2500人で、政府の無策により地球温暖化が進み、自分たちの健康や生活が悪影響を受け、生活の質や幸福を侵されたと主張。気候変動 [...]
航空管制官のストは、とりやめに。空の便の乱れはそのまま。 2024-04-23 ニュース 0 フランス民間航空総局(DGAC)と管制官労組 (SNCTA)間の交渉成立で労組は、予告されていたストを取り止め。とはいえ、航空会社には、すでにキャンセルになった便を運行させるための時間がなく、結局、全国的に欠航が多いまま。オルリーで4分の3、ド・ゴール空港でも55%の便がキャン [...]
アタル首相、医療過疎対策をあらためて発表。 2024-04-22 フランスの出来事フランスを知る 0 アタル首相は4月6日、複数の仏紙のインタビューに答え、診察・検査予約のキャンセル料徴収、休日夜間当番医への手当など、医療過疎問題への対策を明らかにした。 医師がいない、少ないといったことが数年前から問題になっているなか、アタル首相は1月末の施政方針演説で、外国人医師の採用促進、 [...]
フランスが中絶の自由を世界で初めて憲法に表記したこと。 2024-04-21 フランスの出来事 0 全世界のフェミニズムに大きく影響を与えたシモーヌ・ド・ボーヴォワール (1908-86) の『第二の性』が1949年に発刊されたフランスで、中絶が合法化されたのはその25年後と遅い。この権利を勝ち取るまでには、数多くの女性による長い闘いがあった。 中絶に対するフランス社会の敵 [...]
あってはならない人種差別的罵声 2024-04-18 発言から知るフランス 0 「黒人女め」「国に帰れ!」 3月31日、ポー市で女子ラグビー・フランス杯の試合が行われ、ポーのクラブとセーヌ・サン・ドニ県のASボビニー93が対戦。ボビニーチームの黒人選手に、スタンドから「国に帰れ!」などのヤジが飛んだだけでなく、ポーの選手からも「アフリカ人がいるぞ、黒人女め [...]
バルバラ、歌物語 ② Mr Victorとの出会い。 2024-04-17 フランスを知るフランスの文化シャンソン 0 『Mr Victor』 バルバラは、1948年にエディット・ピアフを聴いてシャンソンこそ自分の道だとさとる。パリ音楽院に近いカフェなどで歌いはじめたのだが、1950年2月にベルギー行きを決める。ブリュッセルやシャルルロワのキャバレーで歌ったりしたが、やじられるばかり。生活しのぎ [...]
実はEUさまさまの、農業経営組合連合会長。 2024-04-16 数字でみるフランス 0 1月末から3月まで続いた農業従事者の抗議運動でEUの農業政策がやり玉にあげられていたが、そのリーダーシップをとったのが全国農業経営者組合連合(FNSEA)。同連合のアルノー ・ルソー会長は、大手食品メーカーAvrilの重役として多額の報酬を得ているだけでなく、農業従事者として麦 [...]