マダム・キミのシルバーラウンジ2018年11月1日号 2018-11-11 シルバーラウンジ 0連載コラム 信州生まれの芦部氏は84歳、東京生まれの延子さんは82歳。1954年、芦部氏は19歳の時、横浜から船で渡仏。当時パリ16区に戦前からあったホテル「ぼたんや」で働いたが、1958年に経営者が亡くなり、パンテオン近くに小料理店を開く。遠い親戚の延子さんは1960年に来仏し、夫婦二人 [...]
市民参加型の生協「ラ・ル―ヴ」 2018-11-07 社会ラボ 0連載コラム パリ18区にあるスーパー「ラ・ル―ヴ La Louve」は、市民参加型の生協だ。1973年にニューヨークのブルックリン地区にできた生協スーパーをモデルにして、2016年に開店した。 入口で会員証を見せる。会員でなければ買い物はできない。広いスペースに食材から洗剤、おむつまで [...]
ヒナゲシを取り戻す! 2018-10-11 抵抗する人 0連載コラム ファブリス・ニコリノさんは筋金入りのエコロジストでジャーナリスト。シャルリー・エブドの記者で、同紙襲撃事件で負傷し、今も後遺症が残っている。志を同じくする人たちと化学農薬全廃を要求するアソシエーション「ヒナゲシを取り戻すNous voulons des coquelicots」 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ2018年10月1日号 2018-10-09 シルバーラウンジ 0連載コラム A氏(65歳)は栃木県の足利市に生まれ、父親は繊維機械会社勤務。A氏は20代初めに英国に留学中、仏女性と知り合い、4年滞在の予定を2年に繰り上げ、1976年パリに。2年後、郷里に戻る。英国、パリで付き合っていた彼女が足利に来て、1年後に結婚。日本語に [...]
「海の幸のパスタにはリングイネが最適」と、サラさんはゆずらない。 2018-10-09 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Linguine aux moules フィレンツェ出身のサラさんは、アサリ palourde/vongole)入りのパスタが得意。二人で勇んで魚屋に出かけたのだが、アサリがない! 暗い気持ちになっていたら、サラさんが「ムール貝でも、同じ作り方でおいしくできるわよ」と言うので、 [...]
Goossens Paris のアクセサリー 2018-09-18 MADE IN FRANCE 0連載コラム ファッションの国フランスには、アクセサリーやジュエリーのメーカーは星の数ほどある。そのなかでも、名だたるオートクチュールのメゾンにジュエリーを作るゴーサンス(グーセンス)・パリ社をパリ郊外パンタンのアトリエに訪ねた。オートクチュールのためだけではなく、オリジナルの商品も作ってい [...]
淡白な白身魚メーグルをさっと焼き、野菜をそえる。 2018-09-17 魚料理 0連載コラム#RestezChezVous Maigre aux légumes à la provençale 魚屋に、メーグルという、スズキに似た魚があったら、迷うことなく買ってしまう。その白身には柔らかな甘さがあり、しばらく前からファンなのだ。そぎ切りにしてカルパッチョにしたり、オーブンを使って丸ごと焼いても文句な [...]
法律無視の巨大流通店に立ち向かう。 2018-09-11 抵抗する人 0連載コラム マルチーヌ・ドネットさんの長年の夢は、南仏で毛糸の店を開くことだった。マルセイユに近いヴィトロール市でカルフールが運営するショッピングセンターに店を開いたが、センター側が拡張のため壊すとわかっていた場所を貸していたことが、後でわかった。その問題に加え、毛糸店のフランチャイズ契約 [...]
難民を助けた人たち、無罪に。 2018-08-21 抵抗する人 0連載コラム イタリアとの国境近くで農家を営むセドリック・エルーさんは、自分の農園内に難民を泊めていることで2017年8月に有罪判決を受けた(836号)が、他の難民支援活動家やNGOとともに「判決は憲法に適合していない」として、憲法評議会に提訴していた。7月8日に出た憲法評議会の判断は「滞在 [...]
マダム・キミのシルバーラウンジ2018年8月1日号 2018-08-16 シルバーラウンジ 0連載コラム 画家のトモコさんは1945年新潟県六日町生まれ。神主だった父親はプロテスタントに改宗、神学校に通い中学校教師を辞して牧師に。父の宣教活動と共に栃木県各地で少女時代を送る。高卒後、父が作った保育園で保育士も。小さい頃、父がくれた紙とクレヨンで絵を描くこ [...]