今、欲しいのは自分の部屋。 2003-10-01 パリの出来事 0インタビュー パパはドイツ人カメラマン、ママは日本人ジャーナリスト。田中沙鴎・ステラ(Saou Stella TANAKA)ちゃんは、川崎生まれのパリ育ち。ドイツと日本の二重国籍を持つ10歳の女の子だ。現在、CM2(小学5年生)で、ヴァンセンヌの森に近い12区の自宅から、大好きな学校に毎日通 [...]
「長い間頑張れば、必ず得るものがあるのです」 2003-08-01 パリの出来事 0インタビュー メナード化粧品のフランス事務所所長を務める鳥海葉子さんは、働く女性の憧れそのままのような人だ。今年3月にオペラ座前にオープンしたパリ路面店を立ち上げただけでなく、デンマークやロシアでも現地法人の立ち上げに携わってきた。「長い間頑張れば、必ず得るものがあるものです」と、自身を振り [...]
「日々、自分との闘いです」 2003-07-01 アート 0インタビュー 現在、個展『A Table!』*が開催中のイラストレーター、島本美知子さんを訪れた。島本さんといえば、『わたし、お料理大好き』(文化出版)、『パリ・日々 の味—ワインとチーズと・・・etc』(マガジンハウス)などの著書、フランス版〈エル〉、〈マリ・クレール〉、〈マダム・フィガロ [...]
「女神が二度も微笑んでくれました」 2003-06-01 コンサート 0インタビュー 正木佳子さんが、ポーランドのピアニスト、Janusz Olejniczak(ヤノシュ・オレイニチャク)氏の音楽に出会ったのは、今から6年前。テレビ局アルテでのショパン特集の際に放映された映画に、彼がショパン役で出演していた。その時は、本物のピアニストだとは知らず、「俳優にしては [...]
「恵まれた環境を作ってくれた両親にありがとうといいたい」 2003-05-01 パリの出来事 0インタビュー 寺嶋美穂さんは、現在、INALCO(国立東洋言語文化学院)の日本語学科に通う19歳。ご両親はともに日本人だが、パリで生まれ育った美穂さんは、バリバリのバイリンガル。 美穂さんと話をしていて感心してしまうのは、フランス語は当然にしても日本語もほぼ同じく母国語レベルということ。イナル [...]
フランスでは安心して踊れる。 2003-04-01 舞台・映画 0インタビュー ミュージカル『Cindy』は、主人公がパリ郊外生まれという現代版シンデレラ。異色の舞台装置(ロケット、飛行機)も話題になった。日刊紙ル・パリジャンから「名作を変えた」などという酷評もあったが、それにもめげず、昨年9月、堂々とパレ・ド・コングレで公演。この大舞台にダンサーとして出 [...]
女性詩人の詩を歌い続けて26年…。 2003-03-01 コンサート 0インタビュー 吉岡しげ美さんは、反戦、生命、愛をテーマに、作曲とコンサート活動を行う音楽家だ。まだ社会が男性中心に回っていた70年代後半に、仕事、結婚と人生の岐路に立たされていた20代の吉岡さん。迷える自分の思いを詩に描けたらと思ったが上手くいかず、そのうちに自らの思いを代弁し、勇気を与えて [...]
艶やかな歌声、天国まで響きわたる。 2003-02-01 コンサート 0インタビュー ジェラール・フィリップ、ジャン・ギャバン、ジャン・マレー…銀幕でスターが最も輝いていた時代に、映画配給をしていただんな様とともにパリに訪れるようになったという李王女(リー・オクニュー)さん。日仏間を行き来するうち、いつしかパリに居を定めるようになった。約40年前のことだ。「花の [...]
フランスの子どもたちとアニメ界巨匠が出会った。 2002-12-01 舞台・映画 0こども向けインタビュー 『火垂るの墓』の作者として著名なアニメ界の重鎮、高畑勲監督が、秋の深まる11月のパリに来仏。未公開作品上映が中心のフォーラムデジマージュ国際 “出会い” 映画祭と、質の高い子供向け作品選出で名高い、パリ近郊のオーベルヴィリエ映画祭に参加した。国際出会い映 [...]
自宅開放ギャラリーの草分け的存在だ。 2002-11-01 アート 0インタビュー 毎年春夏、パリでは期間限定でアーティストが自作発表のためアトリエを一般開放するイベントが地区ごとに開かれる。一方、普段から自宅をギャラリーにしているアーティストやキューレーターはまだまだ少数派だ。在仏12年になる桃谷恵里子さんは、そんなパリにおける自宅開放型ギャラリーの草分け的存 [...]