ドラン、レフン、メンドーサ…… 台風の目は? 第69回カンヌ映画祭の記者会見 2016-05-06 イベント 0映画 去る4月14日、カンヌ映画祭総合ディレクターのティエリー・フレモーと就任2年目の会長ピエール・レスキュールが記者会見を開いた。会見直前には短期契約労働者 ”アンテルミタン”が舞台前に陣取り、労働法改正案の反対を訴える異色の幕開けに。 事務局が鑑賞したのは1869本。うち公式招待作 [...]
鎌仲ひとみ監督「小さき声のカノン」上映会 2016-03-17 イベント 0映画 「ただちに健康に影響はありません」。福島の原発事故後、政府がしきりに発していた言葉だ。悪い冗談のような台詞がまかり通る現実に、背筋が凍る思いをした。世の中にはある立場や利権を守るため、真実を曇らせるような濁った言葉で溢れているようだ。 だが鎌仲ひとみ監督は、混じり気のない当事者た [...]
映写技師の一日。 2016-02-15 パリの出来事 0特集記事映画 オヴニー職業シリーズ第13弾は「映写技師」。パリ第3大学内にある、大学シネマテックの映写技師、オリヴィエさんに話を聞いた。 1973年にパリ第1大学と第3大学共同で設立されたシネマテックで働くオリヴィエさんのもとには、制作会社や配給会社、コレクターなどからのフィルム保管の依頼が絶 [...]
肥田医師95歳の肖像 2015-12-07 イベント 0映画 12月7日(月)20h30(監督の舞台挨拶あり)、8日(火)11h30 マーク・プチジャン監督のドキュメンタリー上映会。 『HiroshimaからFukushima 肥田舜太郎医師95歳の肖像』 内科医の肥田舜太郎(ひだ・しゅんたろう)さんは、広島で医師として働いていた28歳の時 [...]
第10回KINOTAYO映画祭:『百円の恋』 武正晴監督インタビュー 2015-11-18 イベント 0映画 Ⓒ 2014 TOEI VIDEO CO, LTD. タブーや先入観に捕われず、物語と歴史を愛し、創意と大胆さを受け入れる。そんなオープン・マインドを掲げ、邦画を擁護するKINOTAYOが、まもなく開幕だ。現在フランス唯一の日本映画の祭典も今年でハーフ成人式(10歳)を迎える。コ [...]
Chagall : Expo et Film 2015-10-17 展覧会イベント情報パリで遊ぶ 0映画 10月18日(日) 1963年、文化相アンドレ・マルローはオペラ座の天井画をシャガールに依頼した。220m2の作品制作、メディアの辛辣な批判などを追う記録映画「Chagallà l’Opéra」、11h-無料。開幕したばかりの展覧会「Chagall, Le Triom [...]
トゥッサンに親子でエコシネマ。 2015-10-01 こどもとおでかけ 0こども向け映画 ついこの間まで夏休みだった気がするが、10月はまたトゥッサン(万聖節)のバカンスがやって来る。「2週間も子供と一緒に何しよう?」と頭を悩ませる親御さんも多いことだろう。だがこの時期、パリでは子供向けの良質な映画祭が開催される。スケジュールが白紙なら、ぜひ家族イベントに加えてほしい [...]
カンヌ! 2015-05-15 イベント 0特集記事映画 (C) FDC _ G. Thierry 新緑深まる5月は、オリンピックに次いで世界で最も報道されるイベント、カンヌ映画祭の季節だ。68 回目の今年は13日から24日まで開催。盛装に身を包むスターの艶姿とともに、新鮮な映画ニュースが発信されるだろう。世界最大の映画マーケットも併設 [...]
Festival Paris Cinéma 2014 2014-07-02 イベント 0映画 映画館に客足が遠のくバカンス時期に、映画祭を催し早12年。市長も変わりメイン会場も10区のLouxorへと移った再出発の年だ。開幕作品は、カンヌ映画祭での無冠に憤慨の声が高いアブデラマン・シサコの『Timbuktu』。コンペ作品は11本。カンヌでカメラドールを受賞したマリ・アマシ [...]
「監督の若返り化」が際立った第66回カンヌ映画祭から中間報告。 2013-05-30 イベント 0映画 傘売りのおじさんで溢れた昨年に続き、今年も天候には恵まれなかったカンヌ映画祭。先輩ライターの言葉を信じれば、こんな悪天候は昨年をのぞけば1986年以来。だが悪天候でも、華やかさを忘れないのがカンヌである。今年の審査委員長は「カンヌと同じ66歳」のスティーブン・スピ [...]