日本人としての「常識」からどれだけ距離を置けるのか? 2002-02-01 パリの日本人 0インタビュー 学生の頃は不良の劣等生。小市民と権威の象徴である先生という人種が嫌いだった小坂井敏晶さん。夢中だった陸上ホッケーを続けるために、浪人して早稲田大学に入学するが、スポーツで身を立てられぬ現実に直面し、大学に通う目的を失う。中退後はバックパッカーで海外へ旅に出る。世界の空気を存分に吸 [...]
クラシック音楽のメタモルフォーゼ。 2001-12-01 コンサート 0インタビュー パリを中心に活動している日本人女性5人によるアンサンブル・ボーカル、それがakane(あかね)。音楽事情にあまり詳しくない人は、アンサンブル・ボーカルと聞いてもピンとこないかもしれない。これはいわゆる合唱とは異なり、5人がそれぞれの声の持ち味を生かして一つの音楽を作っているのだ [...]
コンサート活動に忙しい日々。 2001-11-01 コンサート 0インタビュー 子供の頃、自宅の裏がピアノ教室だったという永田美樹さん。ピアノに触りたかったけど「幼稚園に入ったらおいで」と言われ、幼稚園入学式の当日自らピアノ教室の門を叩いていた。 中学生の頃にプロになることを意識し、高校、大学時代もピアノ一筋。大学卒業後は友人とサルサバンド活動、テレビ局の [...]
本腰をいれて制作活動を開始。 2001-10-01 アート 0インタビュー パリには、以前からイラストレーターの仕事をしながら滞在していた佐野智香(ちか)さん。1年半前に一念発起して、今までに習ったことがなかったフランス語の勉強をソルボンヌの文明講座で始めた。それもひと段落がつき、現在学生からアーティストへの身分変更を検討中。これで気持ちを切り換え、し [...]
着きたてホヤホヤ研修生。 2001-08-01 パリの日本人 0インタビュー 「研修ビザを取ろうとしたら、労働ビザが一年分取れてしまったのです」と誰もが驚くようなラッキーな出来事をひょうひょうと語る横内聡子さんはフランスに来てまだ4時間ちょっと。パリで一息ついた2日後に南仏はグラースに行き、その日から香水会社で有給の研修を始める。 短大卒業後、留学先のアメ [...]
「映画に対する思いが高いレベルにある」 2001-07-01 パリの日本人 0インタビュー 「死は永遠の孤独…」。じわじわと染みわたる恐怖が国境の壁を溶かし、カンヌでは国際批評家連盟賞を獲得、現在パリで劇場公開中の映画『回路』。俳優の加藤晴彦さんは、ネットサーフィン中、”死のアクセス” に巻き込まれる大学生、川島亮介役で主演、今年5月カンヌ映画 [...]
度胸のよさで才能発揮、F3女性ドライバー。 2001-06-01 パリの日本人 0インタビュー モータースポーツの発祥の地フランスで、憧れの頂点フォーミュラ1のすぐ手前のクラス、F3に果敢に挑戦している日本人女性がいる。井原慶子さんだ。F3ドライバーになる前は、大学時代のアルバイトとしてF1のレースクィーンをしていた。「(レースクィーンの仕事は)全然自分らしくないとは思い [...]
シネマには興味がないとはいうけれど…。 2001-05-01 パリの日本人 0インタビュー 画家の市川洋(よう)さんは、実に多才な人だ。彼の作品を代表するのが “可変絵画”。9 枚のパネルの表現が自由に組み変えられるので、1つの作品が48兆7049億2913万6640通りの顔を持つ。計算されつくした絶妙なバランスが特徴だ。そんな幾何学的な絵画と [...]
小さい時からの家庭教育が大事です。 2001-04-01 パリの日本人 0インタビュー 斎藤潤さんはパリ16区、リセ・ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの国語 (日本語) 教師。このリセは、第一外国語として日本語を選択できるパリ市内で唯一の学校なのだ。単に日本語が学べるというだけでなく、日本の教育課程に基づいた週4 時間の国語と週2時間の社会科の授業を選択できるのも大きな [...]
フランス人の味覚に合うよう試行錯誤。 2001-02-01 読者からの手紙 0インタビュー 現在6区のレストランでパティシエとして働いている川村有賀子さんは、短大卒業後、出身地の和歌山県で洋菓子店に就職しケーキ作りを学んだ。3年後、和菓子の勉強のために転職するが、やはり、やりたいのは洋菓子、と元の土俵に戻る。 菓子作りの世界は女性には甘くない。他の職場と同様、女性は採 [...]