Otar Iosseliani “Chantrapas” — デモクラシーという言葉は不安にさせる。 2010-10-01 若き映画監督のニコラは、祖国グルジアの思想統制に耐えかね、いざ自由とデモクラシーの地フランスへ。だがかの地でも、映画作りは困難の連続! 自分自身でいることの困難さと大切さを、非情と詩情、軽妙さと深刻さを織り交ぜて描く『Chantrapas』。巨匠らしくないのが魅力の巨匠オタール・イオセリアーニ監督の最新作だ。監督の会... 舞台・映画 0
プルーストの味を求めて –11 2010-10-01 『失われた時を求めて』に登場する料理上手の女中フランソワーズは、彫刻家、女優、作曲家などといった芸術家にたとえられている。食材を仕入れるために中央市場へ足しげく通う彼女の様子は「ミケランジェロがカルルーラの山中で8か月を送ってユリウス2世の建造物のためにもっとも完全な大理石塊を選んだよう」(井上究一郎訳)と書かれてい... ノルマンディーの作家と食 他 0
若手スター監督の2作目。”Les Amours imaginaires” 2010-10-01 カナダの新鋭、グザヴィエ・ドラン監督(21歳)は、昨年のカンヌ映画祭・監督週間で初長編『J'ai tué ma mère 僕は母を殺した』を発表、注目を集めた。題名ずばり、この映画は監督演じる青年が母の重圧と葛藤する話だ。でもこのお母さんはかなりリベラルで飛んでいる... 舞台・映画 0
不思議の国のガブリエル。 2010-10-01 Mouzaïa通り界隈(19区) たわわな長い髪に印象的な眼差しが名前通りスペインのルーツをのぞかせるファッション・クリエイターのガブリエル・アズナールさん。伝統タピスリーを制作する母親のもとで小さいころから糸と布に囲まれて過ごし、8歳から人形づくりを始めたそうだ。 彼女が現在もつくり続ける人形た... Quartier-Balade:街・散策 0
コールスロー 2010-10-01 ハンバーガー、魚やチキンの揚げものなどにコールスローは欠かせない。その甘酸っぱさが料理の脂っこさを消してくれて、実にうまい。新鮮なキャベツ半玉をいくつかに切り分けたら、細かくせん切りにする。ニンジン1、2本と小さなタマネギ1個は粗くおろす。以上を大きなボウルにとる。塩を小さじ1杯を振りかけて混ぜ合わせ30分ほど置いて... 野菜料理 0
Chez Rita|干ダラの塩出し加減が文句なしだった。 2010-10-01 久しぶりにレユニオン通りにある〈Chez Luis〉 でポルトガル料理を、と出かけたら若者向けのカフェに変貌していた。そこでぶらぶらしていて見つけたのが「フランス・ポルトガル風franco-portugais」とうたった〈Chez Rita〉。こぢんまりとした店内は、アントレ+メインで12€というお得な昼コースがあ... フランス料理 0
毬和恵がバルバラの作品を見事なフランス語で 2010-10-01 ★★★★Mari Kazué interprète Barbara フランスで舞台女優兼ダンサーとして活躍する毬(まり)和恵が、小劇場で、生涯、愛と孤独を歌い続けた不世出のシャンソン歌手、バルバラの作品を見事なフランス語で歌っている。今回の公演は、歌だけでなく台詞を多く取り入れた芝居気に満ち... イベント・文化情報 0
LA DERNIERE GOUTTE DE SAKE – 16 2010-10-01 CE N’EST PAS LE MOMENT DE FAIRE LE CABOTJe suis un chien, et je vais bientôt me faire un nom... Vu ce qu’“elle” m’a achet&ea... Articles en français sur le Japon 0
甘く、渋く、硬いもの…それはなあに? 2010-10-01 フランス人に「あなたは、日本語を話す時とフランス語を話している時の声のトーンが違うね」と言われた。そういえば、日本語を話す時は、声のトーンが高くなる。日本語では、丁寧に優しく語りかける時、声のトーンを上げる傾向があるような気がする。声は、私たちにとって重要なコミュニケーションツール。生まれながらに持ち合わせたものもあ... ことば&からだ 0
リニューアルされたサル・プレイエル 2010-10-01 ●Salle Pleyel リニューアルされてサル・プレイエルの響きはぐんとよくなったし、安い席からでも舞台がよく見えるのがうれしい。 13日と14日は、パリ管弦楽団の演奏でポール・デュカスの『魔法使いの弟子』、サンサーンスのバイオリン協奏曲3番(バイオリンはヴァディム・レーピン)、暗い抒情がただようラフマニノフの交響... イベント・文化情報 0