Ovni | Numéro 741

90年代におけるフレンチ・ポップスの立役者

 今年の Victoires de la musique (仏音楽大賞)で最優秀男性歌手賞を受賞した自作自演歌手のドミニク・アは、カトリーヌやミオセックなどともに90年代におけるフレンチ・ポップスの立役者として活躍し、ま […]

シャルル・トレネ生誕100年回顧展

 南仏のナルボンヌに生まれたトレネ(1913-2001)の幼少時代からパリのミュージックホール時代、戦時中のコクトーやマックス・ジャコブらとの交友、戦後10年のニューヨーク、50〜80年代パリ時代まで”Fou […]

ローストチキンの味は、フランス風日曜の家族団らんの味。

 この欄で、階段に流れる赤ピーマンを焼く匂いのことを書いたけれど、流れる回数でいったらチキンを焼く匂いにはかなわない。 このローストチキンpoulet rôti、フランス人は飽きることがない。肉屋の店頭でも、 […]

Abcd de la cuisine -41

●trou normand   「ノルマンディーの穴」ってなあに?  メイン並みの料理を何皿もたて続けに食べる時に、カルヴァドスやコニャックなどの濃い蒸留酒を一杯あおって、食欲を回復させること。最近はこんな食事 […]

カルル=アマデウス・ハルトマン

 カルル=アマデウス・ハルトマンは、1905年にミュンヘンで生まれた作曲家。ウェーベルンに学び、交響曲に鋭い才能を見せた。戦後は、ストラヴィンスキーの影響を受け、ブーレーズの行き方にも興味を示したという。1963年に、ジ […]

Philippines Archipel des échanges

 7千余の島からなるフィリピンの、スペインに植民地化される前の文化を伝える大展覧会。北部のルソン島には、紀元前6億5千年前に人類が存在していた。紀元前4千年〜2千年に台湾から農業と畜産が伝えられる。神話とシャーマニズムに […]

新教皇フランシスコとUMP議員の演説

「バラのようにさわやかなご様子ですね。お母さまはお元気でいらっしゃいますか」  と、4月19日、エクアドルのラファエル・ヴィチェンテ・コレア大統領に話しかけたのは、新教皇フランシスコ。やはり、前のベネディクト16世よりは […]

地下鉄は最高の学校

若いが本格派!審査員もすぐに魅了された「AMBER Formation」  パリの地下鉄の乗り換え通路では、無料ライブが百花撩乱。日夜、通勤・通学者や観光客の耳を喜ばせている。誰しも一度は、流れくる演奏に耳を傾けたことが […]

第3回中国映画祭

 旬の中国映画を主要都市で鑑賞できる映画祭が開催。パリは5月13〜21日、その後はストラスブール、カンヌ、マルセイユ、ビアリッツ、リヨン、ブロン、レユニオン島を巡る。紹介される11作品は全てフランス初公開。巨匠チェン・カ […]

Les Impressionnistes slovènes et leur temps (1890-1920)

Ivan Grohar Foneises, Musée de la ville de Ljubljana ©Narodna Gqlerija  19世紀末、オーストリア = ハンガリー帝国の一部だ

ひな鶏は調理時間が短かいから便利。

 鳥肉屋やスーパーに、ふつうの若鶏pouletの半分くらいの大きさのひな鶏coqueletを売っている。一羽600グラム前後だから、ちょうど二人分くらい、カップルだけの時の食事に便利だし、その上、火がとおりやすいから短時 […]

ドイツビールと ソーセージで乾杯!

 OVNI740号、diasporaで紹介されたドイツ語書店の店主、ペトラさんおすすめの、ドイツビールとおつまみが味わえる店がLe Stube。テイクアウト色の強い雰囲気だけれど、ドイツビールを試したい、いつものアペロを […]

ウクライナが誇る女優

 公開中の終末SF大作『Oblivion』で、ヒロインを務めているのがオルガ・キュリレンコだ。ミラ・ジョヴォヴィッチのように、フランスを経由して世界に羽ばたいた、美人輩出国、ウクライナが誇る女優である。  ウクライナ南東 […]

争ってることが虚しく バカバカしく思えてくる。

 まだ若いイスラエル軍の兵士たちが、「秩序回復」指令を受けてパレスチナ・ガザ地区に配属される。彼らがそこで体験したことは……?   銃を手に集団で入ってくる彼らに、武器をもたぬ地元住民たちは賢くす […]

家電販売のダーティ、売却か?

 家電販売チェーンで国内トップのダーティが売りに出される、と4月22日付フィガロ紙が報じた。売却しようとしているのは、ダーティグループ株25%を保有する大株主、米投資会社「ナイト・ビンケ」。家電部門の強化を図ろうとするカ […]

クラブシーンをも牽引する、伝説のライブハウス。

 レピュブリック広場から東にのびる、夜明けまで人が行き交うにぎやかな通りにある、1967年から続くロックの殿堂。この老舗クラブは、セックス・ピストルズ、クラッシュ、ディープ・パープルなど、数々の伝説のロックバンドのコンサ […]

オスカー・ワイルドの晩年の作品

 本名はジャック、ロンドンで偽名はエルネストという田舎に住む青年と、バンベリーという架空の友人を田舎に持ち何かといえばロンドンを離れるよい口実として使っていた裕福な独身者アルジャーノン。ある日、エルネストが置き忘れた煙草 […]

De l’Allemagne 1800-1939

 19世紀から第2次大戦直前までのドイツ美術を、歴史とドイツ文化への意識の高まりを軸に分析してみせる。カスパー・ダーヴィド = フリードリッヒの作品は見ごたえがある。ドイツのナショナリズムと言いながら、クレーなどスイス人 […]

Dynamo

 1913年から2013年までの1世紀にわたる光と動きの抽象芸術を網羅し、150人のアーティストの作品を展示。観客参加型、動力で動く作品、見る位置で見えるものが変わる作品など。現代作家が中心だが、最後に、20世紀初頭のド […]

メニューと見比べてどんな料理が現れるか楽しみ。

Gambas/courgettes/curry  「すんごくおいしい店を見つけた」と友人。それならと案内してもらった。昼なら前菜+メイン、メイン+デザートが21€、3品で26€、さらにチ […]

CITL(国際文芸翻訳学院)

 書店のドアに「小川洋子講演会」のポスターが、初夏を思わせる南仏の日差しを浴びていた。闘牛や古代遺跡で有名なアルルは人口5万の小さな町だが、Actes sudやPhilippe Piquierという大きな出版社を抱える本 […]

美術館深夜まで開館

 〈la Nuit des musées〉  5月18 日(土)、年1回、全国の国立美術館が深夜まで開館し常設展会場が入場無料。www.nuitdesmusees.culture.fr

藤田画伯の作品を遺族が贈呈

 ランスのノートルダム・ド・ラ・ペ礼拝堂(藤田礼拝堂)のフレスコ画を制作した藤田嗣治画伯(1886-1968)の遺族が、ランスに油絵15点やステンドグラス、陶器、フレスコ画のための素描画など計663点を寄贈することが発表 […]

隣は森の落ち着いた一角。

ペーター・フォスの「変身」。

 オランダ文化センターであるアンスティテュ・ネーエルランデで開催された展覧会の中では、近年まれに見る掘り出し物。想像力を刺激する、今シーズンのおすすめの一つとして紹介したい。  戦後から21世紀初めにかけて、オランダで最 […]

ウソはいつかバレる。

4月17日付パリジャン紙 「誠実?」  政治家は二枚舌で嘘つきでないと続かない、という真実を証明したのは、昨年12月に情報サイト「メディアパール」が暴露して以来4カ月間、「スイスに隠し口座を持ったことは過去にも現在にもな […]

OVNI 741

OVNI 741 : 01/05/2013 ダウンロード

レ・アールにある「彫刻的」児童公園。

Le Terrain d’aventures(入口はBourse de Commerce側)10h-19h(7~8月は20h)ただし、火・木・金の午前はグループのみ。日午前・月休園。 今も工事の続いているレ・ […]

フリーマケット〈Vide-greniers〉

5/4 : Bd Arago/Glacière 13e / 127 r. Marcadet 18e 5/5 : Rue des

バルベスに蘇ったLouxor。

 4月18日、パリ市が2500万ユーロをかけ、3年間に及ぶ改装工事を終えたパリ文化遺産、バルベスの映画館「Louxorルクソール」の扉が再び開かれた。  1920-21年にわたりエジプト人建築家Henri Zipcyが建 […]

Julio Le Parc

Série 15 n° 18 1971-2012 Photo : Atelier Le Parc  パレ・ド・トーキョーでは、今シーズンをSoleil Froid(冷たい太陽)と題して、複数の展覧会 […]

同性結婚法、国会で最終成立

4月23日付リベラシオン紙。  同性間の結婚を可能にする法案が4月23日、賛成331票、反対225票で国民議会で可決され最終的に成立した。上院で12日に可決された後、国民議会での再審議が前倒しされたことに野党が反発し、審 […]

Geneviève Asse

©GCB / Losi  青を基調に、この上なくシンプルな構成でミニマリスムの抽象絵画を追求するジュヌヴィエーヴ・アス(1923-)。モンペリエのファーブル美術館で回顧展が開催されたばかり。6月からポンピドーセ […]

人質のフランス人一家、元気に帰国

 カメルーンで誘拐されたフランス人一家7人が4月18日深夜、全員解放された。一家は20日、仏外務省のファルコン機でオルリー空港に到着し、オランド大統領に出迎えられた。一家は同国南部ヤウンデ(首都)に2011年から駐在中の […]

スパンゲロ社が倒産、売却先探す

 馬肉ラザニア事件で、馬肉と知っていながら牛肉として販売したとされた仏食肉・食品加工スパンゲロ社(従業員300人)が4月19日に会社更生法が適用された。ただし、3カ月間は業務を継続でき、その間に買却先を探す。2月の事件以 […]

〈セーヌ〉写真コンクール

 18歳以上のプロ・アマチュアも参加できる〈セーヌ〉(Pont de GariglianoとPont de Tolbiac間)写真コンクールは5月12日23h59までメールで応募できる(wipplay.com)。審査員賞 […]

ペトロプリュス、買収案ならず、閉鎖へ

 ルーアン商事裁判所は4月16日、スイス石油ペトロプリュス社のプチ・クローヌ製油所(セーヌ・マリティム県)の買収案2件に不明点が多いとし、却下した。買収案はパナマとリビアの製鉄会社が出したもの。この決定により、同製鉄所は […]

光熱費「ボニュス=マリュス」制度、違憲

 2016年から電気やガスなどを多く消費する世帯には電気・ガス料金を上乗せし、少ない世帯からは差し引くという家庭エネルギー版「ボニュス=マリュス」制度を憲法評議会が違憲とする判断を下したことが4月11日にわかった。暖房方 […]

リビアのフランス大使館が爆破される

 4月23日7時頃、リビアの首都トリポリにあるフランス大使館が爆破され、警備に当たっていたフランス人憲兵2人が負傷した(うち1人は重傷)。爆弾を積んだ車2台による爆破で、建物のおよそ6割が破壊された。ファビウス外相が同日 […]

〈フォワール・ド・パリ〉

 1904年に始まり、1923年から15区のPorte de Versaillesで開催。フォワール・ド・パリはパリジャンにとって春の訪れ。衣住レジャー、世界のグルメ・食道楽まで楽しめる見本市。5月12日迄。