Ovni --| Numéro 620

ペール・ラシェーズの火葬場が拡大される。  

11月 1日は万聖節(Toussaint)。フランスではお墓参りの日でもある。パリの墓地を散歩すると、色とりどりの花が咲き乱れるように置いてある墓もちらほらと見える。  ところで、カトリック教会では遺体を棺に入れて埋葬することが原則だが(1963年に火葬も許可)、近年、火葬が増え続けている。1975年に...

サルコジ大統領とセシリア夫人の離婚劇。

 フランスは王朝時代から王様、大統領の妻は、民事においても免責特権を有する元首には離婚を申し出られない(子供ができない理由でナポレオンは妻ジョセフィーヌと離婚)。  で、10月初旬から噂が渦巻いていたサルコジ大統領夫妻の離婚について10月18日、大統領府のスポークスマンが最初は「別...

作為的に造られた「自然さ」。『殯(もがり)の森』

 河瀬直美監督『殯(もがり)の森』の本年度カンヌ映画祭グランプリ(審査員特別大賞)受賞は、ことのほか国際評価に過敏な日本では一大快挙として大きく扱われた。出身地奈良にこだわりつづける同監督は、今回も自然と人間の融合、西洋的な理論分析では割り切れない人間の魂の世界を、奈良の美しい自然の中で描いた。こう...

Georges Viaud 給仕長・歴史家 モンパルナスの古き良き面影は失われたが…。

 モンパルナスが絢爛の華やかさにみちた20世紀前半、芸術家や知識人の溜り場で、パリのカフェ文化を生みだしたクーポール。ここで給仕長を務めるジョルジュさんは、長髪に真っ白なスーツでキメた、いかにも時代がかった風情を漂わせる人である。  1955年、リスボンに生まれた。父は、フランス軍曹でゴーリスト(ドゴール...

感動したのは前半だけ。 ” Steichen, une epopee photographique”

 一人の美術家の作品を長年にわたって見ていくと、実験や模索を重ねていた初期のほうが、どんな方向に行くかわからない大きな可能性を秘めていて、有名になったその後の作品よりずっと面白いことがある。エドワード・スタイケン展を見たときの印象も、まさにそうだった。  ルクセンブルク生まれのアメリカ人、スタイケン(187...

こだわりの 香りのベールに 包まれたい 

 以前香水専門店に入ったときの出来事。香水を試そうと手首にシュッとかけていると、店員さんが「違うわ、香水はこうつけるものよ」と、空中にアーチを描くように吹きかけてそこをくぐるような動作をしたので、とても驚いたことがある。それを見たときから香水は「着るもの」のように思えた。香水は見えないベールなの? 香りもフ...

音楽情報etc 2007-Nov

●ガーディナーのブラームス  エリオット・ガーディナーが、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークを指揮して、3日間にわたってブラームスを演奏する。15日はアルト・ラプソディーや交響曲第1番、16日はモテットや交響曲第2番、18日はドイツレクイエム他。いずれも20時開...

OVNI 620 : 2007/11/1

55dB 10月15日、エアバス社の超大型機A380の第1号がシンガポール航空に引き渡された。A380機のキャビン内の騒音は55dB(デシベル)で、これまでの航空機の中で一番静か(静かな事務所が約50dB)。総重量361トン、全長73m、幅79.8m、高さ24....
 

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