ペール・ラシェーズの火葬場が拡大される。  

11月 1日は万聖節(Toussaint)。フランスではお墓参りの日でもある。パリの墓地を散歩すると、色とりどりの花が咲き乱れるように置いてある墓もちらほらと見える。
 ところで、カトリック教会では遺体を棺に入れて埋葬することが原則だが(1963年に火葬も許可)、近年、火葬が増え続けている。1975年にはわずか
0.4%だった火葬は、 2001年に20%、 2006年には27%に(パリは
40%)。しかも、火葬を希望する人はフランス人の40%というから、従来の埋葬よりシンプルだし割安という利点に加え、教義や慣習にこだわらない人が増
えたのだろう。だが、火葬場は全国でわずか
120カ所、パリにはペール・ラシェーズ墓地の1カ所しかなく、需要に追いつかない。同墓地の火葬場には、新しい火葬セレモニー室が来年2
月に完成する予定で、準歴史的建造物であるこの火葬場のしめやかな雰囲気に似合わず、大規模な工事の真っ最中だ。(し)


 

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