『ナショナル7』(00) を観た人は少なかったかも知れない。障害者の(特に性的な)権利というデリケートな題材を、中途半端な同情や偽善に陥らずに痛快に描いて非常に好感のもてた佳作だった。その監督、ジャン=ピエール・シナピの長編2作目、『Vivre me tue』は強い絆で結ばれたスマイル兄弟の話。ス...
フランス映画の歴史の中で、〈Les Cahiers du Cinema〉は主要な役割を演じてきました。フランソワ・トリュフォーのように、後に有名な監督になる人たちも記事を書きました。ヌーヴェル・ヴァーグの起源は〈Les Cahiers du Cinema〉です、とも言えました。〈Les Cahie...