6月24日、仏海外県マヨット島を訪問中のダルマナン内相は、スラム解体と不法移民強制送還を行う「ウアンブッシュ」作戦を1ヵ月以上延長するとした。同作戦は本土からの派遣を含め警官・憲兵1800人を動員して4月24日に始まったが、当初の、6月末までに違法住宅1000軒を解体する目標は裁判所による強制退去差止命令もあり約250軒に留まっているため年末まで延長。
コモロ連合(マヨット島近海の島々からなる国家)への不法移民送還も、当初はコモロが船の着岸を拒否し5月17日から開始した。コモロは帰還希望者しか受け入れないとしており、予定の2万人送還にはほど遠い。
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